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「被害妄想解体新書: 被害妄想を知り克服する」発売開始!



被害妄想解体新書: 被害妄想を知り克服する」をKindleにUPしました。

無料キャンペーンは1月9日から1月11日まで。
但し、太平洋時間。

この期間なら無料です。

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うつ病や統合失調症の治療を受けても被害妄想が無くならない、この本はそんなお悩みをお抱えている方の為の本です。
治療を受けても被害妄想が無くならないのは何故でしょう?何故 被害妄想は起きるのでしょうか?そもそも被害妄想は病気の症状なのでしょうか?
治療を受けても被害妄想が無くならない方は、そこから見直すべきではないのでしょうか?
この本は、被害妄想が何故起きるのか、何をどうすれば被害妄想が消えるのかを書いています。
被害妄想でお悩みの方は、ぜひ一度ご覧ください。

電波の種類と用途



周波数と特徴

 

電波は全て同じではなく周波数によって性質や特徴が異なり、その性質や特徴毎に用途が異なり電波法による割り当て周波数が決まっています。

周波数帯 波長 特徴 用途
3hz~3hz ELF 極超長波帯 100000km~100km 極超長波は大地や水中を通り抜ける 鉱山通信・潜水艦通信
30hz~300hz SLF
300hz~3Khz ULF
3~30KHz VLF 超長波帯 100km~10km 10から40メートルの水中を透過する 電波航法・潜水艦通信
30~300KHz LF 長波帯 10km~1km 高緯度地域で大きな空中線電力の地表波が安定して利用できる 誘導無線・標準電波・長波ラジオ
300~3000KHz MF 中波帯 1km~100m 昼間は地表波のみ有効で比較的短距離しか届かないが、夜間は電離層で反射する 中波ラジオ・船舶気象通報・航空無線航行
3~30MHz HF 短波帯 100m~10m 電離層での反射により上空波が遠方まで到達する 航空洋上管制・漁業無線・短波放送
30~300MHz VHF 超短波帯 1m~10m 電離層では普通反射せず、地表波は減衰が大きく空間波による見通し範囲の通信が基本 テレビ、FMラジオ
300~3000MHz UHF 極超短波帯 10cm~1m 波長が短くアンテナが小型化できるので移動通信に適する テレビ・携帯電話・PHS
3~30GHz SHF センチメートル波 1cm~10cm 直進性が強く、大量の情報送信が可能で高速データ通信に向く ETC・無線LAN・衛星放送(BSやCS)
30~300GHz EHF ミリ波帯 1mm~10mm 狭くて強い指向性 レーダー・衛星通信
300GHz~ THz テラヘルツ波 1THz =波長300μm 光波と電波の中間領域 非破壊検査・宇宙観測
盗聴器に使われる周波数帯はVHFとUHF帯が使用されますが、実用性があるのは70~450Mhzです。


盗聴の種類



無線式(電波式)盗聴

 

無線式の盗聴器には、室内盗聴と電話盗聴の二種類があります。

 

室内盗聴

室内用の盗聴器には、AC電源式と電池式の盗聴器が有り、AC電源式は通電されていれば電波を出し続ける事から半永久タイプとも言われているが、電源の有る所にしか付ける事が出来ず必然的に盗聴器の設置場所は制限されます。

電池式の盗聴器は電池で作動する為、設置場所に制限はありませんが、ボタン電池であれば2日程度単三乾電池使用で1週間から2週間程度で盗聴器の電池が切れてしまいます。

また、VOXと呼ばれる音声起動式の盗聴器やスイッチに連動させるスイッチ連動式の盗聴器もあります。

 

電話盗聴

電話盗聴器には、電源やアンテナは必要ありません。

電話回線は受話器を上げた時に「プー」と言う発信音が流れますが、その時に電気が流れ、電話盗聴器はその電気を使い起動するので、電話をしない時には電波を出しません。

また電話盗聴器は、電話線をアンテナとして使うため、電話盗聴器にはアンテナがありません。

そして、電話盗聴は室内盗聴のように電波を受信してもハウリングは起しません。

ハウリングは受話器でだけ起きるので、電話盗聴器にはハウリングを使った調査は出来ません。

電話盗聴が可能なのは、メタル線でアナログ通信に限られ、光ケーブルには盗聴器を仕掛けられません。

光ケーブルには盗聴器を起動させる電気は流れておらず、アンテナとするメタル線も存在しないので光ケーブルには盗聴器を仕掛けられませんし、仕掛けても盗聴器は作動しません。
その為、光電話を盗聴するにはメタル線が使われているモデムから電話機までのメタル線に限定されるのです。

 

有線式盗聴器

有線式盗聴器とはその名前の通り、電波を使わず有線で聞く盗聴器の事です。
電波を使わないので、盗聴発見器などで発見する事は出来ません。

しかし、マイクからコードが繋がっているので、目視で発見できます。
また、コードを辿れば相手の聞いている場所にたどり着いてしまい、盗聴者からすればデメリットが多いため、現在ではほとんど使用されていません。

基本的に部屋に有線式の盗聴器を仕掛ける場合、コードはドアや窓等の開口部から出さなくてはなりません。

時折、「壁や天井の中の配線」を心配される方もおられますが、事実上不可能です。

有線式の盗聴器の配線は、壁の中や天井裏に配線出来そうに思えるのですが、これが実際にやろうと思えば大変なのです。

まず壁ですが、壁板を止めている釘の頭は例外なく埋め込まれて取り付けられています。

その釘を抜く為には、壁板をえぐらなければ釘を抜く事は出来ません。

一部だけ取り替えれば、周りと色が変ってしまいますし、壁紙の貼ってある壁であれば壁紙も張り替えなければなりません。

つまり壁をめくると言う事は壁を新品に取り替えなければならないのです。

壁紙交換まで入れれば、最低2日の行程です。

しかも、壁が新品に変っていれば誰でも分かってしまいます。

天井も同じです。

天井は、天井裏へ登れると思いがちですが、実際には天井配線工事は下から天井板をめくって配線するのです。

天井裏は登るようには作られていません。

特にマンションで天井に上れば天井が抜け落ちます。

 

デジタル盗聴

デジタル盗聴はこちらを参照

 

携帯電話の盗聴

携帯電話の盗聴はこちらを参照

 

 スマートホンで盗聴

携帯電話は盗聴出来ませんが、スマホには盗聴の危険があります。

携帯電話と違い、スマホはアプリを入れてしまえば盗聴や盗撮が可能になります。

代表的なアプリが「Cerberus(ケルベロス)」で、録音による盗聴、盗撮、位置情報の取得まで何でも出来てしまうアプリで、アプリ一覧からCerberusを隠す機能も備えています。

その為、アプリ一覧から隠されていればインストールされているのかも分からず、起動してるのかも分かりません。

そのCerberusに対抗するアプリが「カンシチェッカー」です。

但し、検出は出来ても削除は出来ません。

また、削除しようにもアプリが隠されていれば出来ませんし、スマホ本体の通常の初期化では消えない場合もあるので、通常の初期化をした後でもカンシチェッカーに引っかかるようなら、PCに繋いで外部ストレージとして認識させてPCから消すか、ショップで完全初期化してもらう必要があります+.。

 

自動応答」と言うアプリを使えば、スマホをデジタル盗聴器の様に使用する事が出来ます。

元々デジタル盗聴とは、携帯電話にイヤホンマイクを取り付けて自動着信にセットした物ですので、スマホを自動着信に出来ればスマホをデジタル盗聴器として使用できる訳で、この「自動応答」と言うアプリはその自動着信機能のアプリです。

更に言えば、Bluetoothヘッドセットを使えばBluetoothヘッドセットで拾った音声を、スマホ経由で送信する事も出来てしまいます。

 

この「スマホで盗聴」は間違った理解をしている人も多いのです。

スマホで盗聴する事は出来ても、スマホの通話は盗聴出来ません。

Cerberusでの盗聴は、ボイスレコーダー機能で周囲の音を録音し、その録音ファイルを送信し、撮影はカメラを起動させて写した画像を送信する物であって、リアルタイムに聞いたり見たり出来る訳ではありません。

通話記録は送信出来ても、通話内容は送信出来ないのです。

つまり、スマホは携帯の部分とパソコンの部分があり、遠隔で出来る事はパソコンの部分に限られ、携帯電話の部分で出来る事は発信させる事しかできません。

パソコンの部分で出来る事は、アプリなどのソフトの起動とデータ送信に限定されるのです。

つまり、「通話を聞かれる」と言う通話の盗聴は出来ません。

「自動応答」も、スマホを盗聴器の変わりにする事は出来ても、スマホの通話を盗聴する事は出来ません。

一番の対策は、ガラケー携帯を使用する事です。

 

レーザー盗聴器

レーザー盗聴はこちらを参照

 

リモート(リモコン)式盗聴器

リモート(リモコン)式盗聴器はこちらを参照

 

電磁波盗聴(テンペスト)

電磁波盗聴(テンペスト)はこちらを参照

 

盗撮

盗撮はこちらを参照

街の中で盗聴電波を探すには



街の中で盗聴電波を探すには

 

TVで見かける様に街の中で盗聴の電波を探す場合、サーチはかけずに周波数を固定させる。

レシーバーの受信周波数を主に398.605Mhz、399.030Mhz、399.455Mhzのどれかに固定する。
いわゆるAch、Bch、Cchと言われる周波数だ。

レシーバーを車に積み、周波数を固定して街中を走る。
すると、盗聴器の電波が飛んでいる所を通れば勝手に受信する。

市販のハンディーレシーバーを使う場合、付属のアンテナでも十分受信は出来るが、車外アンテナを取り付けた方が感度は良い。

盗聴器の電波を受信して聞くだけなら法的には何の制限も無いが、聞いた内容を誰かに話したら電波法違反になるので要注意。

また、車外アンテナを付けたくない場合は、アンプで増幅して感度を上げる方法もある。

但し、拾えるのは室内盗聴ばかりで、電話盗聴は滅多にお目にかかれない。
電話盗聴は電話をしていなければ電波は出ない、車で走っている近辺で盗聴器の付いている家の人が電話をしている確立は0に近い。

今まで、一度だけ電話盗聴の電波を拾った事がある。
その時に分かった事がある。
電話盗聴をされている家を特定する事は不可能に近いと言う事だ。

室内盗聴であれば、家を特定するのはさほど難しくは無い。
しかし、電話盗聴は別物だ。

電話盗聴は、電話線をアンテナとして電波を飛ばす。
その為、盗聴器が付けられている家の近くにある電話線全般から電波が出ていた。
アッテネーターで減衰させても、反応は変わらず盗聴器本体までの距離を測定できない。
その時の電話は15分ほどで切れた。
つまり、仕掛けられている家を特定する事は出来ないと言う事だ。

まあ我々発見業者は、家を特定するのが仕事ではなく、依頼された家の盗聴器を探すのが仕事なので、家を特定する必要は無いので、家を特定出来なくても問題は無い。

GPSでの追跡は可能か?



GPSで位置情報を取られて先回りされる。

そんな話が頻繁に舞い込む。

はたして可能なのだろうか?

まあ自分でやってみれば不可能な事が理解出来るだろう。

GPSは、GPS単体ではほとんど役に立たない。

何故なら、通信機能が無いから、位置情報を得ても送れない。

位置情報を送るには通信が不可欠なのだが、通信に使えるのは携帯電話だけ。

つまり、携帯電話のGPS機能を使うしかない。

しかし、自分で契約している携帯の位置情報サービスを他人は使えない。

その為、仕掛ける人が自分で買ってきた携帯を付けるしかない。

しかし自分の携帯で見る位置情報の画面と、「いまドコ」等の位置検索システムの画面はかなり違う。

自分の携帯で現在位置を見ると、移動のルートも表示されるのだが、位置検索は点でしか表示されない。

通信を行なった時の情報が点で表示されるだけだ。

そして情報が表示されるまで数十秒のタイムラグが発生する。

つまり、表示された位置は数十秒前の位置であり、リアルタイムでは無い。

例えば、交差点の手前で表示されていたら、交差点を曲がったのか直進したのか、どの方角に向っているのか分からない。

それの繰り返しなのだ。
GPS機器にはメモリ式の物もある。

内蔵メモリに位置情報を記録するタイプなのだが、このタイプは電波を出さない。

電波を出さないから、この機種を使われていれば発見も出来ないし、ジャミングも出来ないと考えてこの機種で狙われていると考える人もいる。

しかし、この機種は取り付けた後回収しなければ位置情報を入手する事は出来ない。

つまり、リアルタイムで追跡出来る物では無い。

 

つまり後手後手の情報しか得られないのに、先回りなど出来る訳も無い。

盗撮を調べる(光学式)

光学式盗撮発見器



電波式の盗撮発見器は、電波を使わないカメラには対応していない。

そんなカメラには光学式盗撮発見器を使う。

光学式盗撮発見器は、赤色LEDを発光させ赤い光を出し、赤いフィルター越しに見ると球面ガラスが光って見える。

 

赤色LEDを消し、赤いフィルター越しに見た状態

光学式盗撮発見器

光学式の盗撮発見器の赤色LEDを点灯させ、赤いフィルター越しに見た状態

光学式盗撮発見器2

光学式の盗撮発見器を使うと、この様にレンズが光って見える。

レンズを光らせる事でカメラを発見するタイプなので、労力は要るが電池切れのカメラや、電波式発見器では見付けられない小型ビデオカメラなども見」付け出す事が出来る。

数種類の光学式発見器が発売されているが、安い物はLEDの光が弱くあまり光らない。

盗聴って何だろう?盗聴器の規制は出来るのか?



盗聴器と言う言葉がある。

しかし、盗聴器と言う機械は実際には無い。

盗聴器と言われて売られている物は、形を変えたワイヤレスマイクに過ぎない。

これは、盗聴器を語る上の大原則。

時々TVなどで、盗聴器の規制は出来ないのか?と言う話が出る。

しかしそれは無理。

そうした話は、この大原則の意味を知らない事でもある。

盗聴器とは便宜上使っている言葉であって、事実上単なるワイヤレスマイクに過ぎない。

裏を返して言えば、ワイヤレスマイクは盗聴器か?と言う問題になり、コンサートで使われるワイヤレスマイクや講演で使われるワイヤレスマイク、ドライブスルーのインカムも盗聴器か?と言う話しになる。

では、便宜上盗聴器と呼ばれる物を規制したとして、盗聴器の変わりにインカムなどの無線機を使ったら盗聴では無いのか?と言う事になってしまう。

盗聴と言うのは行為であって機械では無い。

盗聴と言う行為は、機械を使わなくても出来る。

例えば、壁に耳をあてて聞いたり、コップを使ったり、糸電話と言う物もある。

それらは盗聴器では無い。

盗聴に利用できる機械を全て規制しようとしたら、通信に関わる機械を全て規制しなくてはならなくなってしまう。

その代表的な物が、携帯電話だ。

携帯電話にイヤホンマイクを取り付けて、着信音を消し、自動着信にした物を相手の所に置いて(忘れて)来る。

そして、話を聞きたい時にその電話に電話する。

すると、着信音も鳴らずに通話状態になり、イヤホンマイクを通してその部屋の盗聴が出来る。

これを、デジタル盗聴と言う。

では、デジタル盗聴を規制する為に携帯電話を規制するのか?と言う事になる。

つまり、盗聴とは聞こうとする人の行為(心)であって、機械を規制しても無駄。

盗聴しようとする行為(心)を規制しなくては何の意味も無い。

振り込め詐欺対策



先日、ニュースで振り込め詐欺の特集が組まれていた。

振り込め詐欺に引っかかった人は自分を責め、息子は親を馬鹿呼ばわり。

オレオレ詐欺に遭わない為には「確認作業」を徹底する事だ。

息子を名乗る人物から電話があれば、電波が悪い振りをして一度一方的に切り、息子に折り返し電話して確認すれば分かる。

その時に、リターンするのでは無く、前から登録してある電話番号に電話をする事だ。

こうしたオレオレ詐欺は、事前に電話番号が変わったなどの連絡がある事が多く、その時には殆どの人は声がおかしい事に気付いている。

その時に風邪で声がおかしい等と言って、電話番号が変わったから登録し直す様に言われて確認もせずに電話番号を登録してしまう。

すると次に掛かってきた時息子の名前が表示されてしまう事で、脳は息子だと思い込んでしまい息子の声に変換されて聞こえてしまう。

第三者的には「声が違うだろう」と思えるのだが、本人には息子の声に聞こえているので詐欺に遭ってしまう。

なので、少しでも声がおかしいと思った時に、息子に電話して確認する事である。

何事も確認作業を怠らない事だ。

盗聴発見器は盗聴器を発見する機械では無い



盗聴器を探す為に盗聴発見器を買う。

しかし、盗聴発見器として売られている物は、実際には盗聴発見器では無い。
特に、安い盗聴発見器は、単なる電磁波探知機で電磁波であれば何でも反応する。

本物の盗聴器には10cm以内で反応!とは私も言っているが、実際には5cm程度でしか反応しない場合が多い。
だから、空中で反応したらその反応は盗聴器では無い。

また、「Lo」と「Hi」のレンジ切り替えが付いていても、「Hi」は全く使い物にならない。
理屈は簡単、電波や電磁波は盗聴器だけの物ではなく、様々な電波が飛び交っている。
少しでも強い電波を受信してしまえば何処でも反応してしまう。

その為、安価な盗聴発見器は最低感度に設定してある。
近くで無ければ反応しないレベルであれば、他の電波の影響を受け難く、極めて狭い範囲でしか反応しなければそこにあると言う考えだ。

しかし、現実はそんな単純な物では無い。
電波と言う物は、金属に吸収され、その金属が電磁波を帯びる。
つまり、近所に強い電波を出す施設が有れば、金属部分が電磁波を帯びると言う事だ。

例えば、コンセントの内部は金属で出来ている。
その金属部分が電磁波を帯びて、その電磁波に盗聴発見器は反応する。

何の知識も無ければ、それを盗聴器と思ってしまう。
当然、分解しても何も出てこない。

これは盗聴器を調べる以前の問題なのだ。
電磁波の性質や特性、そして「波」の性質を理解し、応用する必要がある。

逆に、電波の性質や特性、そして「波」と言う物を熟知し応用出来れば、数千円の盗聴発見器でも盗聴器を発見する事は可能だ。
とは言う物の、安物の盗聴発見器は盗聴器には反応せずに、盗聴器以外の物だけ反応する機種もある。

まずは機種選びが大切になる。

また、値段が高ければよいと言う訳でもない。
値段だけ高くて、性能は数千円の盗聴発見器に毛の生えたような物もある。

盗聴発見器にレシーバー機能が付いている物なら、さほどハズレは無いが、段階的なLEDレベル表示だけと言う商品はハズレも多い。
数万円もする盗聴発見器で、5段階や10段階などのレベル表示と書いてあると、遠くの時はLEDが一つ、近付くとLEDの点灯が増えて行く様に思うだろうが、実際には0~30cmの間でLEDの数が増減しているだけの物もある。
それでは数千円の盗聴発見器と大差は無い。

「電波」や「波」の事を知らずに盗聴発見器を購入して調べても、見つける事が出来なかったり、盗聴器ではない物を盗聴器と思い込んだりしてしまう事も多い。

困った事に、これはプロを自称する業者も例外では無い。

実際に有った話だが、盗聴発見を依頼して40万と言う高額な調査料を支払い、調査結果は「盗聴器は有るが何処にあるのか不明」と言った呆れた業者が実際にいた。

その業者は、ここに書いた事をそのままやっていた。
電波の性質や特性を理解していれば、その業者の話を聞いただけで、どの様な機種を使い、どの様な調査をして、どの程度の知識を持った業者か手に取るように分かる。

ちなみに、40万を支払ったその人の所には盗聴器は無く、近くの携帯電話の中継アンテナの電波をアルミサッシが吸収してそこから電磁波を出しているだけだった。
恐らくその業者は、その電磁波を盗聴器の電波と誤認し、盗聴器は有るが所在不明としたのだろう。
と言う事は、レシーバーを使わず、素人さんが使う盗聴発見器に八木アンテナも付けずに調べたのだろう。

本当に盗聴なのか?



「聞かれている」は盗聴なのか?

盗聴かも知れない?と思う原因は「知られている」と言う物が多い。
しかし、知られている=盗聴と考えるのは短絡的だ。

盗聴以外にも知られてしまう事は結構ある。
その一つが、家の構造。

自分が部屋にいるとき、屋外でどの程度声が漏れているか自分で聴く事は出来ない。
家の構造上の問題で外に声が筒抜けになっている家は結構ある。

その代表的な構造が「2×4工法」だ。
特に、吹き抜けがある家。
楽に50メートル先まで子供をしかりつける声が聞える家もある。

マンションでは、排水口が結構聞える。
少し考えれば、キッチンのシンクなどは音を伝える事が分かる。

マンションは最上階から縦に排水管が通っている。
その排水管に各階の配水管が繋がっている。

排水管は水道管と違い、使用してなければ空洞だ。
N型の管が付いていればそこに水が溜まり、音を遮断するが、N管が付いていない所は伝声管と同じ構造になっている。
つまり、元々音が伝わる構造になっている。
但し、高層マンションでは何処の部屋の声かは分からないが、二階建て軽量鉄骨であれば上下しかないので特定できてしまう。

さてここからが本題なのだが、勝手に聞こえて来る声を聞くのは盗聴では無い。

勝手に聞えてきた話をネタに噂話をしても、盗聴では無いと言う事だ。
別の言い方をすれば、声が外に漏れるかもしれない所で話をする事に問題がある。

昔から「壁に耳あり障子に目あり」と言う。
こんなことわざがあると言う事は、昔の人はそれだけ気を使っていたと言う事だろう。

盗聴器も無い時代に、こんなことわざが出来たと言う事は、盗聴器など無くても、それだけ聞かれる事があると言う戒めでもある訳だ。

この延長に、コードレス電話の傍受がある。
コードレス電話の傍受にも大原則がある。

その大原則とは「電波は公共の物」
つまり私物化出来ない。

コードレス電話の電波は公共の割り当て周波数を使う。
その公共の周波数を使って電話をする訳で、公共の物であるが故にその電波を誰が聞いても良く、電波法では会話の内容を誰かに話さない限り違法では無い事になっている。

使っている方としては、釈然としないかもしれないが、そうした法律がある事を知らない方が悪い。
それは道路交通法を知らずに自転車に乗るのに似ている。
道路交通法では自転車は軽車両扱いで車道を走らなければならない、しかし道路交通法を知らずに歩道を走って歩行者とぶつかり、歩行者に文句を言うのと同じ。

聞かれたくないのなら、子機を使わずにコードの付いている受話器を使うか、デジタルコードレスにして聞かれない工夫をする事だ。

電話盗聴器の仕組みと誤解

電話盗聴配線図



電話盗聴器は電話のシステムから理解する必要がある。

電話回線には普段は微弱な電気しか流れていない。

受話器を上げた時に、「プー」と言う発信音が流れた時に、電気が流れる仕組みになっている。

電話盗聴器はその電話線に仕掛ける。

電話線にはL1とL2の二本の線が通っている。

そのどちらか片方だけに取り付ける。

電話盗聴配線図

「電話の雑音は盗聴の可能性」と言われるのは、この配線をした時だけの話であり、実際にはこの配線はしない。

何故、この配線だと雑音が出るのか?

この図で言えば、L2の線は本線と盗聴器の2経路になる事で電圧低下が起こり、その為に音量低下や雑音と言った症状が起きる。

しかし、盗聴器の配線の間の本線を切り、一経路にすれば電圧低下は起こらない。

電話盗聴配線図2

 

その電圧低下は、盗聴器にも影響する。

つまり二経路にした場合、盗聴器にも電波を飛ばすだけの電力が供給されなくなってしまう。

つまり、雑音が出る配線と言われる物は、電波自体が発信されない。

偽装品などは最初から1経路の配線になっており、偽装品は最初から雑音が出る構造にはなっていない。

つまり、実際の電話盗聴では雑音が出ないのだ。

「電話の雑音は盗聴の可能性」と言うのは、理論上の説明は出来るが、実際には都市伝説の領域の話しである。

逆に、「電話に雑音が」と言って相談して来た時点で、盗聴の可能性は0に近い。

電話の雑音の大半は、コードレス電話特有の雑音の場合が多い。

ここに大きな錯覚がある。

自分の電話の環境しか考慮されない。

自分がコードレスでなくても相手がコードレスの場合でも雑音は聞こえる。

コードレスは、電話をする度に周波数が変るので、コードレスの雑音は一旦切って、かけ直すと結構止まる。

次に多いのが、電話線が冷蔵庫の後ろなどを通っていたりして、電話線に電化製品などのノイズが混入している場合だ。

その時は、電話線を移動すれば雑音は止まる。
さて、電話盗聴器の仕組みだが、電話盗聴器にはアンテナも電源も必要無い。

電源は受話器を上げた時に流れる電気を使い、アンテナは電話線をアンテナとして使う。

その為、電話をする時だけ電波を発信し、受話器を置くと勝手に切れるので、通常は電波を出していない。

この理屈を知れば、光ケーブルに電話盗聴器が仕掛けられない事が理解出来るだろう。

光ケーブルには電気は流れていない、しかもメタル線で無い為に、電話線をアンテナとして使う事も出来ない。

そして、通信も電気信号ではなく光で行っているので、光ケーブルに電話盗聴器を取り付ける事は出来ない。

ADSLのIP電話も、通話信号は音声信号ではなく、パケット通信になっている為に盗聴する事は出来ない。

GPS(位置情報システム)による追跡



 

GPS位置情報システムを仕掛けられて、居場所を知られているという調査依頼や相談を受けますが、その実力は如何な物か?実験で検証して行きたいと思います。

 

位置情報システムの種類

位置情報システムにはどんな物があるのでしょうか? 定番は携帯電話の位置検索システムです。

また、PHSを使ったイマドコサービスもありました。

まずこの両者の違いは、携帯の位置情報はGPSを使用するのに対し、PHSは中継アンテナの位置を示しているのです。

PHSは中継アンテナから100M以内でしか使えません、その為沢山のアンテナが必要になるのですが、逆に使っているアンテナの100M以内にいると言う事にもなるのです。

それを表示しているので、誤差が100Mと言う事になる訳です。

また、警察車両等に搭載されているカーロケーションシステムもありますが、一般人には無縁の物です。

その他には電波発信機を取り付けて、電波が発信されている場所を調べるハンディーカーハンターや、GPS情報記録式の位置情報もあります。

しかし、ハンディーカーハンターは余程練習しなければ使いこなせません。

GPS記録式は、リアルタイムで分かると言うものではなく、取り付けたGPS装置に位置情報を記録させて、それを回収して位置情報を得るタイプです。

 

GPSで居場所を知られる?

「GPSで居場所を知られて先回りされてる」と言う相談がやたらに多いのですが、 そう言う人は、GPSをあまり理解しておらず、闇雲に不安を抱えているのです。
とりあえず、携帯のGPSを使って実験してみましょう。

 場所と表示 説明
GPS 実験場所は名古屋市中村公園の三洋堂書店のレンタルビデオショップ。
ここで実験開始。
GPS2 この建物の真横で表示させると、見事にピンポイントで表示される。
(基点の写真を取り忘れたので、店内で表示されている所の写真を撮った後に戻って撮影)これは自分で持っている携帯の表示なので、軌跡が記されるが位置情報画面では軌跡は示されず、通信を行った時の点だけが表示される。
GPS3 店内に入ると全く別の所が表示される。
果たしてこれはどう言う事なのか?
(新型機種はGPSマークに×が表示されているが、ほとんどの機種は表示されない)
また、これは自分の持っている携帯での表示なので、位置情報としての地図には×マークは表示されない。
GPS4 表示された場所に行って見た。
歩いて5分、本来の場所との位置関係は二番目の写真の青い点の表示を見れば分かるだろう。
全く見当違いの所が表示されていた訳だ。
大須編  (写真をクリックすると拡大写真が見れます)
 場所と表示 説明
GPS5 実験場所は名古屋市大須新天地通りの入り口から。
アーケード街とビルの中での表示の違いを検証する。
最初の測定地は、写真の「氷」の旗の横。
GPS6 最初の計測ポイントでは正確に表示されている。
次は、ここから50メートル入ったパチンコ屋「メガロの前」
GPS7 大須新天地通りから50メートルほど入ったパチンコ屋{メガロ」の前で計測してみた。
GPS8 表示は大須新天地通りの入り口と変ってはいない。
軌跡も表示されていない。
大須新天地通りの入り口から100メートル程度にある十一面観音まで来た。
ここは天井が抜けている。一応ピンポイントで示しているが、軌跡は歪んでいる。
GPS9 万松寺ビルの中に入ってみた。
とりあえず、電波を受信しやすい出入り口の近くで計測してみた。
GPS10 この表示だと、私は道路の反対側にいる事になっている。
もし、位置情報を使って私を探すとすれば、見当違いの場所を探す事になる。
GPS11 万松寺ビルの中央のゲーマーズで計測してみた。
表示されている場所は変らない。
GPS12 隣の第一アメ横ビルの2階の階段付近で計測してみた。
GPSは大通り二つ先を示している。

 

携帯GPSで何故こんな現象が起きるのか?

何故、携帯GPSではこんな事が起きるのでしょうか?

答えは簡単、GPSは屋根が一つ有ればGPS信号を受信出来ません。

上から三つ目の写真で店舗内で表示されていた場所に行くと、マンションの屋上に携帯電話の中継アンテナが設置されているのが分かります。

つまり、携帯GPSはGPS信号が受信できない時、近くの中継アンテナの位置が表示されるようになっているのです。

大須編ではは、アーケードとビルの表示の違いが分かります。

アーケードでは精度は悪いですが、軌跡も表示されていますが、ビルの中では全く役に立っていません。

答えは、アーケードの素材にあります。

アーケードは採光の為、光を通す屋根が使われているのです。

電波は光と同じで、光を通す物は電波も通します。

アーケードでは周りの建物の多さ等で、受信出来るGPS衛星の電波が少ないので精度が悪くなるのですが位置は表示されます。

しかしビルのコンクリートは光を通しませんので、GPSの電波も受信出来ないのです。

その為、携帯の中継アンテナの位置が表示されるのです。

一言でGPSと言っても、携帯電話の様にGPS信号が受信出来ない時には別のシステムが動いているのです。

カーナビの場合はジャイロマッピング機能やマップマッチングと言った機能で、トンネルやビル街などでGPS信号が受信出来なくても計算して表示されるようになっているのです。

しかもカーナビには通信機能は無く、位置情報は使えません。

つまり、携帯GPSやカーナビは純粋なGPSではないのです。

では純粋なGPSはどれほどの物なのか? パソコン用のGPSレシーバーを使って試してみましょう。

純粋なGPSを使えば、どれだけGPS衛星の電波を受信し、屋根一つで受信出来なくなるかが分かります。

パソコン表示 説明
GPS13 使用するGPSレシーバー
CFスロットをPCカードスロットに変換して使用
GPS14 ビルの屋上で計測。
この時点で8つの衛星の電波を受信している事が分かる
GPSで得た位置情報を地図上に表示させるとピンポイント表示する。
左下のGPS衛星捕捉状況も、10個のGPS衛星を捕捉している。
GPS15 屋上に出るドアの内側で計測。
屋根があると、GPS衛星を全く捕捉出来ない。
この北26の表示はエラー表示である。
GPS16 GPS衛星を捕捉出来ない状況で地図表示させても、初期表示のままで現在位置が表示されない。

 

GPSの実力はこの程度

GPSは、屋外ではかなりの精度で現在位置を表示出来るのですが、屋根のある所では現在位置を表示させることは出来ないのです。

位置情報システムとは、通信した時点の緯度と経度を地図上に表示する物で、その通信は瞬間でしか行なわれません。

その理由は、刻一刻と移動する位置情報を送信し続ければ、携帯の電池が切れてしまうのです。

つまり、軌跡を表示させるような位置情報は「連続通話」と同じ状況になってしまい、そんな事をしたらすぐに電池が切れてしまうのです。

その為、通信を行なった時点の緯度と経度を地図上に点として表示しているだけなのです。

移動の方向を知るには最低2回表示させないと、動いているのか止まっているのかも分かりません。

しかも、GPS衛星の電波が受信出来なければ、全く別の所が表示されてしまう。

ちなみに、車は金属性で、基本的に電波は通しません。

運転席や助手席など窓の側で表示させればGPS信号を受信出来ますが、ダッシュボードの裏やトランクの中などに隠すとGPSの信号が受信出来なくなります。

車の底に取り付ける場合、奥まった所につければ受信出来なくなりますので、車の底の周辺部に付けないと機能しないのです。

盗撮について

盗撮カメラの写角



盗撮の総論

ワイヤレス式の盗撮全体に言える事は受信範囲が短く、近くまで来なければクリアーな画像を得ることが出来ません。

さらに壁の材質によっても受信画像が乱れたりします。

その事を踏まえて防衛策を取ればかなりの効果が得られるでしょう。

ワイヤレス(無線式)盗撮カメラは1.2Ghz及び2.2Ghz使用の物が大半ですが、その他にUHF帯などの物もあります。

UHF盗撮の主なチャンネルはテレビの13・15・17CHが良く使われます。
ワイヤレスカメラは電波が非常に弱く、スクランブル機能がある為、市販の発見器で見つけられるのは稀ですが、実際にはこれが自宅に仕掛けてあっても、ほとんど無視できる程度の物です。

ワイヤレス盗撮カメラの特徴は、電波到達距離30M程度で障害物に非常に弱い、つまり室内で仕掛けても殆ど屋外まで電波が届きません。

もう少し専門的に説明すれば、映像電波は盗聴と違い情報量が多くなります。

音声だけの情報と、画像の情報では情報量が全く違う事は当然の事なのですが、電波の場合それが周波数と密接に関係してきます。

情報量は周期に対して何ビットと言う形で乗せますので、情報量の多い映像電波は高周波を使う事になります。
その為、盗聴器が399Mhz帯を使うのに対して、盗撮カメラは1200Mhzや2400Mhzと言った高周波を使う訳です。

すると、別の電波の特性が関係してきます。

それが周波数による電波の性質の違いで、周波数が低いと「波」の性質に近くなり周波数が高くなると「光」の性質に近くなる訳です。

波の性質とは「回折」の性質で、障害物に当たっても回り込んで伝播して行きますが、光の性質は直進性が強くなり、回り込まずに障害物で遮断されてしまうのです。
それが、盗撮電波は障害物に弱いと言う特性になっているのです。

但し、個人住宅では難しい盗撮電波も、不特定多数の出入りできる場所(スーパー、フィットネスクラブ等)では、仕掛けた人が近くにいる事が出来る為、無視できない物です。

盗撮は、自室に仕掛けられる事は非常に考え難く、外出先のトイレや更衣室などでゲリラ的に行われるケースが殆どなのです。

 

盗撮カメラを壁や天井に仕掛けられるのか?

個人住宅では難しい盗撮電波、それは電波だけの問題ではありません。

仕掛ける事もまた困難なのです。

盗撮に関して、よくある質問なのですが、壁の中や天上に仕込まれている・・・
果たしてそんな事が可能なのでしょうか?
答えはNOです。

ではなぜNOなのか?
分かり易く説明して行きます。

まず、そのイメージは「1ミリの穴が有れば写す事が出来る」と言うマスコミの報道などが元になっていると思われますが、現実には1ミリの穴で写す事が出来るのは、コピー紙程度の厚みのものでしかありません。

人間の目には「視野」と言う物があるのと同じで、カメラにも「写角」と言う物があります。

例えば、左右70°と言った表記がなされています。

壁には厚みがあります。

一般的なベニヤ系の化粧板は4ミリ前後、プラスター系の天井材で8ミリ前後の厚みがあります。

つまり、壁や天井には厚みがあり、その中から見ると言う事は、トンネルの中から見ているのと同じ状況なのです。

人間の視野が180°と言ってもトンネルの中からは出口の所しか見えません。

そして出口に近付いていくと徐々に視野が広くなっていきます。

カメラもこれと同じなのです。

例えば、レンズ口径が0.8ミリのカメラの場合、壁の穴を1ミリとすると厚みとの関係は4:1の比率になります。

それをトンネルに置き換えると、トンネルの口径を4メートルとすれば16メートル奥から出口を見ているのと同じ見え方になります。

天井などは8:1の比率になりますので、32メートル奥から出口を見ているのと同じです。

ほとんど「点」にしか見えません。

そんな見え方では意味がありませんよね。

見えるようにする為には、穴を大きくしなければなりませんが、まともに写る為には壁や天井の厚みと同じ程度の穴が必要になります。

そんな大きな穴が開いていれば、一目で分かりますよね。

盗撮カメラの写角

その他にも電源供給と言う問題も有りますし、設置工事と言う課題も有ります。

「壁の中に仕込む」と簡単に言いますが、それがどれだけ大変な工事が必要になるか?

特に壁に使用している釘は、プリントネイル系の頭の出ない釘か、スティープルと言うホッチキスの様な釘が使われています。

壁を剥がすにはこの釘を抜かなければなりません。

この釘を抜く時、釘抜きで板をえぐるように抜かなければなりませんので、壁板を新品に交換する必要が出てきます。

また、壁紙などが張ってあれば、壁紙も新品に交換しなければなりません。

つまり、元通りに復旧する事は出来ないのです。

天井にしても、素人さんは天井に上って工事をすると思いがちですが、天井裏の配線工事などは「天井材を外して下から工事」をしなければなりません。

天井裏に上って工事をすると、天井が抜けます。

天井材も壁と同じく、天井材を新しい物に交換しなくてはならず、一目瞭然で分かってしまいます。

電気配線も、壁や天井のコードから電源を取ろうとした場合、一旦ブレーカーを落として電源を止めてコードを切断して配線しなくてはならず、全ての工事を終えるには2日はかかります。

それだけの工事をしても写るのは「点」だけ。

これがどれほど無駄な事かお分かりいただけたでしょうか?

また「新築工事の時に」と言われる人もいるのですが、受け渡しの時に壁や天井に穴が開いていれば、即クレームで補修工事になりますし、工事が終わって何も無い綺麗な状態の時に穴があれば目立ちます。

理屈では理解出来ない人の為に、実際の映像を掲載しておきます。

 

実験素材 4㎜コルク材

盗撮実験1

実験穴2㎜の4㎜厚コルク材

盗撮実験2

撮影方法(穴に密着)

盗撮実験3

実験穴2㎜、4㎜厚コルク材の映像

盗撮実験5

実験穴1㎜、4㎜厚コルク材での映像

盗撮実験6

実験穴1㎜、0.5㎜厚の厚紙での映像

盗撮実験7

これらの実験で分かるように、素材の厚みと穴の大きさの比率によって、写角が遮られて映し出される映像範囲が変わるのです。

また、盗撮用のワイヤレスカメラを何かの中に入れれば、その躯体によって電波は遮断されてしまう為、個人宅の部屋に仕掛けて盗撮すると言う事は殆ど不可能なのです。

 

盗撮でPC画面の文字が読めるのか?

PCの画面や携帯メールを盗撮カメラで写されていると思っている方が多くいらっしゃいますが、実際にはそんな事は出来ません。

なぜなら、盗撮カメラにそんな解像度は無いからです。

と言っても、そうした不安を抱えておられる人には信じられないと思いますので、実際の映像を御用意いたしました。

この画像の最初の位置は「目線の位置」で、PCより50センチの所から徐々に遠ざかって写しております。
PCから1メートル程度離れて写した15インチディスプレイの映像です、どんな画像になるか自分の目で確認して下さい。
また、使用したカメラの性能は40万画素の高解像度ビデオカメラの物です。
電波式盗撮カメラの画質はもっと悪くなります。

どうです?タイトル以外の文字が読めましたか?
更に、ディスプレイの前には貴方の頭があります、と言うことは全く見る事は出来ない訳です。(画面に黒い帯が走るのはリフレッシュレートによるフリッカー)

試しに、270万画素のデジカメで1メートル離れた所から、この文章をデジカメで写してみました。
今度は17インチディスプレイの画像です

1. 三脚セットで70センチ離れたところからの画像

盗撮実験8
2. 実際にPCを実際に見ているところの想定(頭の位置にペットボトル設置)

盗撮実験9
3. 頭をかわして斜めから1.5メートル離れての映像

盗撮実験10
実際に撮影しようと思うと2のペットボトルのような画像になり、実際には頭以外にも体、特に肩等があるので、もっと遮蔽されますね。
斜めから見ても2メートルも離れると270万画素でも文字を読むのにはつらい物があります。
こうした実験の結果、盗撮でPCの文字を読む事は不可能である事が実証できるのです。

とは言っても心配の種は尽きないと思います、どうしても心配の種が尽きない方は調査してその心配の元を解消する事が大切なのかもしれませんね。

 

電波式盗撮カメラの実験

電波式盗撮カメラの性質を知る前に、電波と言う物を理解する必要があります。

電波と一言で言っても用途によって周波数や変調が異なります。

周波数の低い電波と周波数の高い電波の違いから理解する必要があります。

周波数の低い電波は波の性質に近くなり周波数が高くなると光の性質に近くなります。

また電波に乗せられる情報量は周波数によって変り、周波数が低いと情報量は少なく、周波数が高くなると情報量は多くなります。

盗聴器は音だけなので周波数は比較的低い為、波の性質が強くなり、波の性質とは回り込みで、障害物に当たっても電波は回り込みながら進んで行きます。

盗撮カメラは映像情報で情報量が多く、高周波が必要になる為光の性質に近くなり、光の性質は直進性で障害物に当たっても回り込まずに止まってしまいます。

わずか1mの所に置いた電波式カメラの電波もドア1枚で受信出来ません。

映像電波は金属製のドアを通過できない為、砂の嵐になっています。

同じ室内で2m程度の所でも柱の影に隠れると映らなくなります。

つまり、何かの中に電波式カメラを仕込んでも、家の外でその映像を見る事が出来ないと言う事なのです。

 

赤外線撮影の誤解

水着などを透けて写す赤外線撮影。

そんな赤外線撮影で、家の中まで見られると誤解している人が結構多くいます。

ハッキリ言って出来ません。

どんなに改造しても出来ません。

それは主観的な発想であって、原理を無視しているのです。

色と言う物は、反射する物体で特定の光の色が吸収され、吸収されなかった光の成分反射されて、色と言う形で見えています。

太陽光の下で見る色と、蛍光灯の下で見るのでは、若干色が違って見えます。

それは、光のスペクトルが違うからです。

光が物体に当たり、そこで一定の光の色の成分が吸収、乱反射などした光を見ているのが目で、それを写しているのが写真です。

青く見えるのは、赤い光が吸収されて青い光を反射しているから青く見えます。

蝶の羽の色は、反射面の形状により乱反射する事で発色しています。

この蝶の羽の原理で、表面を加工して乱反射で発色させる技術が、将来の塗装とも言われています。

衣服などは光を通すから、赤外線で写せば衣服の下の体のラインや色の強弱がモノトーン系の色合いで写るだけです。

しかも、体と衣服が密接していなければ写りません。

衣服は、光を通すと言う事さえ理解できない人もいるので、簡単に説明しておきます。

黒い冬服などを顔にかぶって、蛍光灯を見れば蛍光灯の光がうっすらと見えます。

つまり、光を通しているという事です

赤外線撮影も原理は同じで、可視光線を遮断する事で反射した赤外線だけを捉えているだけの話です。

ただし、赤外線は反射だけではなく熱源からも出ています。

家の壁などは光を通さないから、壁を赤外線撮影しても、赤外線は壁を通過出来ませんし、発熱していないから壁が反射した壁の映像しか写りません。

それは赤外線の量や強さを上げても変わらないのです。

そんな物を、どんなに改造したって原理的に写る事は無いと言う事です。

 

サーモグラフィーで透視撮影は可能か?

サーモグラフィーを使って、透視撮影されると言う記事がネット上でまことしやかにささやかれていますが、はっきり言って無理です。
恐らく「映画」等でそんなシーンを見た事が有りますから、それを真に受けているだけだと思います。
これが「虚実混同」で、映画はあくまでも作り物、現実の物ではありません。

サーモグラフィーは、表面温度が表示されるため、部屋の中の物体の形を映し出す事は出来ないのです。
理屈で説明しても、理解出来ない人が多いので写真でお見せします。

熱した石を水の中に入れる時の通常写真

サーモグラフィーの映像1

 

そのサーモグラフィーの映像

熱した石は赤く映りますが水の中に入っている部分は映りません。

サーモグラフィーの実験2

完全に水没させると全く映りません。

赤外線で、家の中が透視出来るのであれば、熱した石を水の中に入れれば水の中でも石は映るはずです。

サーモグラフィーの実験3

石を入れて5分後

サーモグラフィーの実験5

水がお湯になって水全体が緑色に映っています。

これがサーモグラフィーの実際の映像です。

この実験で赤外線撮影やサーモグラフィーで室内を透視撮影など出来ない事が分かります。

 

携帯電話の盗聴(傍受)



携帯電話の盗聴は可能か?

携帯電話の盗聴には色々な誤解があります。

一番多い誤解が、携帯電話とトランシーバーを同じに考えている人が多いのです。

携帯電話には電話番号がある、だから周波数が割り当てられていて、その周波数を受信して盗聴されると考えている人が非常に多いのです。

しかし携帯電話には固有の周波数は割り当てられていません。

電話をする度に周波数は変わります。

また、電話中でもハンドオーバーの時に周波数が切り替わります。

しかも、デジタル通信で音声変換は出来ません。

つまり、例え携帯電話の電波を受信しても誰の通話か分からず、その周波数も常に変っているのです。

そんな物を盗聴する事は出来ません。

また、CDMA方式の携帯電話は、多数の人の通話を混信させて符号によって分けています。

その符号が分からなければ特定の通話を分離する事は出来ないのです。

その符号とは、主に声紋が符号として使われるため、他人が使用する事は出来ません。

つまり、複数の人の会話が混信した状態の音声変換出来ないデジタル電波、しかもハンドオーバーで周波数がコロコロ変り、誰が何時どの周波数を使うかも分からない携帯電話の電波を受信して聞くなどと言う事は不可能なのです。

 

クローン携帯の真偽

携帯電話の盗聴に付随する問題としてクローン携帯があります。
「クローン携帯を作られて盗聴されている」と・・・

さてクローン携帯は現実に存在するのでしょうか?

確かに海外では存在していますが、日本国内となると実際に確認された例は有りません。

恐らくこれが実際の所でしょう。

海外と国内ではかなりシステムが異なります。

同時に一つの固有携帯IDが二つ検出されれば分かるようになっていますので、日本では無理なのが現状のようです。

また、日本国内でとり立たされたクローン携帯も、実際にはクローン携帯による物とは言い難い物ばかりで、クローン携帯による盗聴とは全く無縁の物ばかりです。

日本のクローン携帯騒動は、請求賞の請求金額の多さによって問題になっています。

今まで、日本国内でクローン携帯の疑いのある問題も、原因は提携する中国の通信会社の交換機の問題だったり、ゲームやアプリのパケット量の増大だったり、クローン携帯とは別の問題だったりしています。

もし日本でクローン携帯を作るとどうなるのでしょう?

実は私自身携帯の機種変更の時に奇しくもクローン携帯を経験しています。

機種変更する前の機種は通常のSIMで、変更後の機種はmicroSIMに変わりました。

その時、古いSIMを無効にして古い携帯を持ち帰ったのですが、どうやら生きていたのです。

古い携帯の電源を入れたまま新しい携帯を持って外出すると、新しい携帯は使用不能になりました。

新しい携帯から電話をすると発信出来ないのです。

また固定電話から新しい携帯に電話をすると、コール音はしますが新しい携帯にも古い携帯にも着信しません。

つまり、クローン携帯を作っても日本では使えないのです。

 

私も仕事柄色々な事案を見て来ています。

それは勘違い・・・・・と言うより記憶障害。

しかも自分で記憶障害と言う認識は有りませんでした。

それらが記憶障害と判明したのは、防犯カメラによる録画でした。

「留守中に誰かに侵入される」と言う人で、防犯カメラを設置した人の映像で明らかになった事なのです。

ある人は、「留守中に預金通帳を盗まれ、その後に預金300万円を引き出された通牒だけ返してあった」と言う事から、防犯カメラを設置したのですが、ガスを撒かれて意識を朦朧とされたと言う場面を見てみると、一時間程電話している姿が映っていましたが、その電話の記憶がありません。

結局その方は認知症で有る事が判明しました。

またある人は、部屋に侵入されて部屋の物が無くなったり、電話を使われる(高額な請求)と言う事で、防犯カメラを設置しました。

しかし映っていたのは、毎日真夜中に自分が電話している姿、しかしその記憶がありません。

その方は20代女性でした。

また、電話の通信が出来なくされていると言っていた人は、電話代を払っていなかっただけだったり、実際には勘違いや記憶障害による物が多いのです。

リモート(リモコン)式盗聴器

RC-SLEEPER



リモート(リモコン)式盗聴器の種類

RC-SLEEPER

RC-SLEEPER

寸法
本体67 x 21 x 73mm / アンテナ 3 x 220mm
162g(アルカリ電池含む) / アンテナ 3g
電池寿命
連続使用約62時間(006P 9V電池連続発信時) 待機時間1ヶ月程度
使用周波数
UHF-A(398.605Mhz), UHF-B(399.455Mhz)

 

KRT-800T

krt-800t

寸法
14mm×73mm×26mm
重 量32g(電池、アンテナ含まず)
電池寿命
連続使用6時間、待機時間1ヶ月程度
使用周波数
UHF-E(320.675Mhz)

 

KRT-400TA

KRT-400TA

寸法
73㎜×26㎜×14㎜
重量25g
100電源式
使用周波数
UHF-C(399.030Mhz)、UHF-F(321.135Mhz)

 

SCR-200T

SCR-200T

寸法
18mm×73mm×26mm
重量55g
電池寿命
連続使用1日半 待機時間1ヶ月程度
使用周波数
スクランブル
Dチャンネル(320.235Mhz)Eチャンネル(320.675Mhz)Fチャンネル(321.135Mhz)Gチャンネル(321.575Mhz)を1秒間に20回切り替え

 

リモート(リモコン)式盗聴器の実力

リモート(リモコン)式盗聴器は、発見が困難な盗聴器と言われています。

しかし別に発見が出来無い訳でもありません。

と言うより、こんな物はプロは使いません。

素人さんが使って、実際には何の役にも立たずに、お金を損する盗聴器と言った方が適切かもしれません。

素人考えなら、発見されないように、聞きたい時だけスイッチを入れて・・・

そんな事を考えるかもしれませんが、それが素人考えなのです。

まず第一に、盗聴には室内盗聴と電話盗聴があります。

しかし、実際には室内盗聴の情報量はほとんど皆無。

少し考えてみてください、貴方は自分の部屋で何か喋っていますか?

24時間聞いていたとしても、部屋で喋る事がある時間はほとんど無いのです。

現実の盗聴は電話にこそ情報が詰まってます。

その電話盗聴器は、リモートする事無く勝手にON/OFFしています。

簡単に電話盗聴器の仕組み説明すると、電話回線には普段は微弱な電流が流れていて、受話器を上げて通話状態になると電流が流れます。

電話盗聴器はその電流を使用する為、電話をしなければ電波を発しません。

その為、リモート式の電話盗聴器は存在せず、リモート式盗聴器は室内盗聴器限定なのです。

リモート式盗聴器を使った場合を考えて見ましょう。

相手は何時喋るか分かりません。

スイッチがOFFになっていたらせっかく喋ってくれた内容を聞く事は出来ません。

そして、相手が何時喋るかさえも分かりません。

盗聴は浮気調査と同じです。

浮気調査は1週間毎日尾行して、決定的瞬間を写真に収められるのは一瞬です。

その一瞬の為に何時間も尾行や張り込みをするのです。

盗聴も同じで、一瞬の会話を聞き逃さない為に24時間電波を出し、音声起動録音をするのです。

つまり、リモート式の盗聴器などを使った場合、重要な内容を聞き逃してしまいますし、そもそも室内で話す事自体少ないのです。

各機種の性能を見れば、KRT-400TA以外全て電池式、電池寿命は長くても62時間。

何か話すまで聞いていればすぐに電池がなくなってしまいます。

また、100V電源式のKRT-400TAは磁石に弱く、強い磁石に触れれば使い物にならなくなります。

またサイズが大きいのも一つの特徴で、このサイズだと仕掛けるのも結構大変です。

 

どうしても心配なら

どうしても心配ならレシーバーが有れば簡単に見つけられます。

リモート式盗聴器の種類で、使用されている周波数は分かっていますので、レシーバーのメモリーにその周波数をインプットし、常時サーチするかしゃべる時にサーチすれば、もしリモート式盗聴器が付いていればスクランブル式以外のタイプは受信できます。

スクランブル式の物であっても、バグアナライザーに増幅器を付けて使用すれば反応します。

また、SCR-200Tがスクランブルで聞けないと言っても、専用レシーバーSCR-200Rで聞く訳で、SCR-200Rで聞けば聞けるのです。

そのSCR-200Rは市販されていて、NETでも買えます。

携帯の会話を聞かれるのが心配であれば、部屋から出て話せば聞かれる事もありません。

電磁波盗聴(テンペスト)

電磁波盗聴テンペスト



電磁波盗聴とは

電磁波盗聴はテンペストとも呼ばれる盗聴方法で、パソコンから出る微弱な電波から情報を盗み見る技術の事です。

基本的な方法としては、200Mhz~1000Mhz広帯域アンテナを使用し、広帯域受信機で受信、その受信した電波の中から復調可能な信号を拾い出し、シグナルジェネレーターでVGA信号として復調します。

これが直接放射受信の方法で、もう一つ伝道放射受信と言う方法もあります。

伝道放射受信はLANや電源ケーブルから出る電磁波を拾う方法で、復調方法は直接放射受信と同じです。

 

電磁波盗聴の実力

さて、その電磁波盗聴がどれほどの実力を持つのでしょうか?

これが実際の映像です。

電磁波盗聴テンペスト

緑の画面が電磁波盗聴で復調した映像です。

テンペストはテレビ番組でも紹介されました。

 

電磁波盗聴テンペストって最新技術なのか?

そうした番組で取り上げられると、電磁波盗聴テンペストは最新技術のように思えてしまいます。

しかしテンペストの歴史を調べると、かなり古い技術である事が分かります。

電磁波盗聴テンペストが生まれた時代背景を見ると、テンペストの別の側面が見えて来ます。

テンペストが使われたのは1970年代、NSA(米国家安全保障局)が開発した技術で、軍事機密として扱われていました。

その軍事機密が2000年頃に学会で公開された事に端を発するのです。

西暦2000年頃と言えば、パソコンやインターネットが急速に普及した時代です。

しかしこの頃のPCは、すでにVCCI規格で作られているのです。

さてVCCI規格とは?

VCCI規格とは、パソコンやFAXなどデジタル技術が普及し、そのデジタル技術は広い周波数範囲の妨害波を発生し(電磁波)妨害波のレベルによっては、ラジオ・テレビ 等の受信機に障害を与えることがあり、この妨害波の問題を解決する為に、電磁波レベルを押える為に自主規制なのです。

そのVCCIは1985年からスタートしています。

つまり、VCCI規格の以前のコンピューターの電磁波レベルは、テレビやラジオに影響を及ぼすほどの電磁波を出していた言う事なのです。

電磁波盗聴テンペストは、VCCI規格の10年以上も前の技術なのです。

当時のコンピュータを偲ばせる映像があります。

私が中学生の頃に夢中になっていたTV番組「謎の円盤UFO」です。

当時のコンピュータはまだオープンリールの磁気テープを使用していた時代です。

当時のコンピュータの電磁波レベルであれば、電磁波盗聴テンペストも容易だった事でしょう。

しかし、1985年以降VCCI規格の製品が一般化し、電磁波盗聴テンペストを行う事は困難になったと考えられるのです。

つまり、VCCI規格で使えない技術になった為に、世に出た技術と考えた方が無難なのです。

その為、電磁波盗聴テンペストが知られた時には、2メートル程度でしか受信出来ませんでした。

世の中面白い物で、現実的には出来ない事であっても、可能性があれば対処しようとします。

そこに新たなマーケットが出来るのです。

そのマーケットを拡大させようと思えば、脅威を作れば良いのです。

その脅威は、どんな大掛かりな機材を使ってでも受信出来るのを証明すればよいのです。

しかし、そんな大掛かりな機材を使って誰が電磁波盗聴などするのでしょうか?

そんな事をするより、ウイルスやスパイウエアやハッキングをした方が、手っ取り早くコストも掛かりません。

しかも、モニターに表示されている画面を見るのではなく、HDDのデータ自体を盗めるのです。

つまり、電磁波盗聴テンペストはもはや都市伝説でしかないのです。

電磁波盗聴テンペストの基本的な方法ですが、方法としては然程難しい訳ではありません。

最低限必要な物はワイドバンドレシーバー、増幅アンプ、ビデオコンバーター、長めの指向性高利得アンテナ、周波数カウンター。
但し、超微弱な電磁波を受信するため、全てにおいて高感度である事。

機材を用意したら、まずは周波数カウンターに増幅アンプを取り付けて、対象のパソコンを立ち上げてモニターの漏れ電波の周波数を測定します。
この時、完全に被覆されているコードより、隙間のあるソケット部の方が電波は漏れやすいので、コードではなくソケット部で測定します。

周波数カウンターで周波数が測定されたら、その周波数を増幅アンプと高利得アンテナを取り付けたワイドバンドレシーバーに入力し、受信した電磁波をビデオコンバーターで映像化すればOK。

※ワイドバンドレシーバーのスケルチは0
※指向性アンテナを使うのは余計な電波を拾わない為で、余計な電波の無い所ならパラコーンでも行けるでしょう。

とまあ理屈的には簡単なのですが、実際やってみると受信は困難を極めます。
電磁波を多く出す機種ならまだいいのですが、電磁波をあまり出さない機種ではまず受信出来ません。

やって見ると分かる事ですが、こうした超高感度状態でサーチをかけるとサーチは止まりまくります。
予め漏れ電波の周波数を測定していなければ、どれがどれだか分からないのです。

ですので、予め周波数を測定せずに行う事はできません。

予め周波数を測定するには侵入する他なく、侵入するのならウイルスなりスパイウエアを入れて来た方が早いですし、受信出来るかどうか分からない電磁波盗聴テンペストを使うよりもスパイウエアを入れた方が確実なのです。

せっかく侵入し、パソコンまで立ち上げて周波数だけ測定して帰り、情報を盗んでやろうとテンペストを試みて受信出来なかったら、これほど間抜けな事はありませんし、間違いなくそうなります。

受信に挑戦してテンペストが開発された時代を振り返ると分かる事ですが、その当時は今ほど電波が氾濫しておらず、デジタル機器の電磁波にも規制が無く、強い電磁波を出していたから可能だったと言う事を実感するのです。
周囲に何も電波が無いような所ならいざ知らず、電波の氾濫している住宅地で事前の周波数測定もせずにこの技術が使われる事は有り得ないのです。
早い話、氾濫する電波や電磁波が微弱電波のジャミング状態になっているのです。

まあ何事も用心には越した事はありませんので、ある程度の対策はしておいたほうが良いのかもしれません。

デジタル盗聴

携帯電話の分解1



デジタル盗聴とは

そもそもデジタル盗聴とは何なのでしょうか?
はっきり言って単なる携帯電話でしかありません。

デジタル盗聴器を私が初めて知ったのは1999年頃ですが、その頃はデジタル盗聴とは言わず「無限盗聴器」として、ある探偵社などで販売されていました。

内容は無料配布の携帯電話を少し改造しただけの物で、価格は確か25万円程度だったと記憶しています。

ボロい商売ですよね。

それが、携帯電話がデジタル通信の為いつの間にか「「デジタル盗聴」と言われるようになり現在に至っていますが、結局携帯電話です。

しかし、デジタル盗聴と言う言葉は一人歩きを始め「さも怖そうな物」として認識されています。

しかし、進化しているかと言えば、逆に盗聴器としては退化しているのです。

これは業者ですらあまり知らない事なのですが、現在の携帯電話のある機能が邪魔をしているのです。

昔の機種はこの機能のON/OFF切り替えが出来たので、この機能をOFFにすればクリアーに聞こえたのですが、現行機種ではこの機能は標準の物が多く、切る事が出来ない機種が多いのです。

よって、昔の携帯電話に比べ現在の携帯電話は盗聴には向いていません。

市販のリモートリスナーなどの高性能マイクを使用しても、近くの音は聞こえても少し離れた所の音はカットされてしまいます。
使った事がある人ならば音声がブチブチ切れる事を体験している物と思います。
また、相性などが合って比較的良く聞こえる機種でも「こもった音」の為、何を言っているのか結構分からなかったりもします。

このデジタル盗聴に適した携帯電話がプリペイド携帯だったのです。

しかし発売当初は身分証明が必要無かった為、匿名性が有ったのですが、現在は身分証明の提示が必要になり、こんな物を使って見付かりでもすれば身元がばれてしまいます。

電波式の盗聴器の最大の利点は匿名性にありますので、その匿名性が失われてしまった今、デジタル盗聴の利点は極めて限定的な物になっています。

また、デジタル盗聴といっても所詮携帯電話ですので、携帯電話の性能を超える事は出来ません。
つまり、連続通話時間は2時間前後で充電が必要、圏外では使えない、携帯ジャマーで簡単に阻止できる、発見するより妨害が有効、海外ではすぐに電池切れを起こす等、これらの携帯電話の弱点を付けばそんなに怖い物でもありません。

ネットで言われているように、通常では電波が出ていない為に発見できないとか、デジタルなので発見出来ないとか、そんな事は実際にはどうでも良いのです。

電波が出ていないデジタル盗聴器を発見する方法も実際にはありますが、コストの面でお奨めではありません。

実際にはデジタル盗聴(携帯電話)は通常の盗聴器より対処が楽です。

デジタル盗聴に対応できる機種としてFBI-2800があります。
値段は高いのですが、これは素人さんが使う機種としては最高性能の発見器とも言えます。

これで調べて何も無ければ、心配する必要はないと言っても過言ではありません。

私が実験した所、全ての電波式盗聴に反応し設置場所の特定まで出来ました。

妨害する方法もあります。

それは携帯ジャマーの使用で、100%のカットは出来ませんがそれに近い数値はカットできます。

デジタル盗聴は充電が必要な為、常に付いているとは限りません。

調査してもその時に付いていなければ調査の意味がありませんよね、その為、携帯ジャマーが有効になってくるのです。

当然自分の携帯もカットされてしまいますけどね。

この、100%ではないという事はどういうことか説明しますと、携帯電話の中継アンテナとの相対距離によって変わるという事なのです。

つまり、携帯電話やPHSの中継アンテナの近くではつながりやすく離れれば切れやすくなるという特性を持っています。

これは電波法に由来する物で、規定出力以上の電波を発信できない為に、妨害電波の出力が勝っていればカットしますし、携帯の出力が勝ればつながってしまいます。

しかし、デジタル盗聴は主に車載用に使われるのが主な為、常に状態が変化するので、聞く側の方からすれば切れている時間のほうが長くなり盗聴が実用的でなくなるのです。

面倒でもお金をかけずに防止す方法(車の場合)もあります。

簡単な事です、携帯電話が圏外になる地下駐車場などを探し半日~1日程度止めていれば携帯の電池は切れてしまいます。

この原理は「国内の携帯電話を海外へ持っていくとすぐに電池が切れてしまう」事と同じ原理です。

携帯は常に使用できる中継アンテナを探すために定期的に電波を発信しています。

その表示が「バリ線」なのですが、圏内に中継アンテナを確認すれば一瞬の電波送信で終わりますが、中継アンテナが無い所では探し続けます。

その為に電波を発信し続ける事により、通話状態と同様の電池消費が行われるために電池がすぐに切れてしまうのです。

同じ原理で携帯ジャマーによる妨害も電池切れを起こさせる事が可能になります。
この方法は、室内の防衛に利用できます。

ここまで読んでいただければ前に書きました「デジタル盗聴は通常の盗聴より対処が楽」と言うことが少しは理解できたと思いますが、整理してみましょう。

項目 デジタル盗聴 通常盗聴
周波数 携帯電話の割り当て周波数が決まっている為妨害する場合でも一定の決まった周波数だけを妨害すれば良い 広い範囲の周波数帯に分散している為全てを妨害する事は困難で発見したほうが効果的
サイズ 基本的に携帯電話なので基盤だけ使ったとしてもかなり大型になるので、仕掛ける場合も制限が大きい 基盤自体はきわめて小型なので仕掛けや仕込みの自由度が大きい
電池寿命 連続通話は2時間程度で充電が必要電源供給しながらの場合はACアダプターなどが必要だったり制限が多い 最近ではペン型でも50時間以上は発信が可能で少し大型になれば2~3週間程度は電池が持つ、コンセント式なら半永久
出力 携帯電話は通常の盗聴いに比べ比較的出力が大きい為、ご用心などでは反応が激しく、喋らない対策を採れば聞かれる事はない。 微弱な電波の為、、ご用心などの発見器での反応は10センチ以内になる為反応したら喋らない作戦は通用しない。

どうです?

比較してみれば、どうって事の無いものでしょう。

はっきり言って「使えません」ね。

 

携帯電話の分解

調査依頼者や相談者から「携帯電話に仕込まれている」と言う話を聞きますが、本当に出来るのでしょうか?

実際に、3つの機種で分解して見ましたが無理です。

今の携帯電話は、ほとんど無駄の無い設計になっていて、ケース自体が基盤に必要な部品になっているので、分解して盗聴器を仕込もうとしてもスペースがありません。

基盤同士は接点で接続されていますのでコードもありません。

つまり、電源を取る場所がないのです。

また、ご自分の携帯電話を分解して見れば分かりますが、まず特殊なドライバーが無ければ分解できません。

携帯電話の分解1

携帯電話の分解2

携帯電話の分解3

携帯電話の分解4
デジタル盗聴は時代背景も考慮しよう

デジタル盗聴が騒がれ始めたのは、前にも書いた様に1999年で、その当時はまだアナログ方式が残っていて、携帯電話の傍受が可能だった。

しかし、現在は完全デジタル化になり、携帯電話の傍受が不可能になっている。

しかし、ネット上にはアナログ時代の情報も残っており、そうした情報では携帯電話の傍受は可能と書かれている。

ネットの中でデジタル盗聴を心配する人の多くは、そうした古い情報を見ている場合が多い。

そして、デジタル盗聴と、携帯電話の傍受は別物なのだが、これも混同して考えている人が多い。

レーザー盗聴器

http://www.johoguard.com/clip_image0021.jpg



レーザー盗聴とはガラスにレーザー光線を当て、反射して帰って来たレーザー光線に含まれる音声信号を読み取る盗聴方法です。

レーザー盗聴は電波を使わないため、盗聴発見業者には発見出来ないとされている盗聴方法とされており、実際に「レーザー盗聴器」と言う物は売られています。

 

レーザー盗聴器の仕組み

部屋の中で話をすると、その声が窓を僅かに振動させます。
レーザー盗聴は送信機から盗聴の対象となる部屋の窓にレーザー光線を照射し、反射して戻ってきたレーザー光線を受光機で受信し、そのレーザー光線に含まれる振動情報を読み取る装置です。

盗聴可能距離は数百メートルとされています。

http://www.johoguard.com/clip_image0021.jpg

しかし、反射角の関係で必ず自分の所へ反射して来るとは限りません。
上から狙えば下に、右から狙えば左へ反射してしまいます。

 

レーザー盗聴は本当に発見できないのか?

確かにレーザー盗聴は電波を出さない為、電波を調べる盗聴発見法では、発見出来ないでしょう。
しかし、レーザー盗聴のレーザー光線は全てが反射される訳では有りません。
室内にもガラスを通過して入って来ます。

要は、それを見つければ良いだけです。
一番簡単な発見方法は、窓の近くで煙草を吸えば煙草の煙を通過するレーザー光線が視覚化されます。

その他にも、カーテンを閉めて部屋を暗くすれば、レーザーの光点がカーテンに映し出されますので、発見は容易です。

 

レーザー盗聴の実験(防御法)

レーザーポインターを使ってレーザーをガラスに照射した状態。
赤い点が二つ見えますが、明るい方はガラスに当たっているレーザー光線で、暗い方はガラスを通過したレーザー。

レーザー盗聴の実験1

 

ガラスに照射したレーザーは、反射して戻って来る。

この反射したレーザーに、振動情報が含まれ復調した物がレーザー盗聴。

しかし入射角と反射角の違いで自分の所には戻って来ないので戻ってくる場所を探さなくては聞く事は出来ない。

またレーザーの光跡は見えなず、当たった所が点でしか見えないので戻って来た場所を探すのは至難の業。

レーザー盗聴の実験2

見え難いので角度を変えた写真がこれ。

レザー盗聴器の実験3

 

一番簡単なレーザー盗聴の防御法なのですが、要は反射させなければ良いのです。
つまり、窓の外に「よしづ」やら「すだれ」を掛ければ反射しません。

レーザー盗聴の実験4

原理さえ分かれば、こんな単純な方法で100%防御出来てしまうのです。
こんな単純な方法で防御出来てしまう物に、800万円もの価格がするのです。

レーザー盗聴器はヨーロッパ製、「よしづ」や「すだれ」と言う文化が無い西欧では有効かもしれませんが、日本では容易に妨害出来てしまうのです。

 

レーザー盗聴を持ち出す発見業者

実際に調査に行った時に、お客様からよく耳にするのですが、調査をして盗聴器が見つからなかった時に「レーザー盗聴かもしれません」と言う発見業者が結構いるのです。

HPなどにも、レーザー盗聴器に触れている発見業者も結構見かけます。
しかし、レーザー盗聴の恐怖感だけを煽りたてているだけの内容ばかりで、こうした実験を掲載している所はお目にかかれません。

発見業者がレーザー盗聴を口にする理由は、調査して盗聴器が見つからなかった時に、お客様から「絶対にあるはずだ」と言われた時の逃げ口上に使われたり、お客様の不安を煽って依頼に結びつける為に使われていたりします。

しかし、そんな事をしていてはお客様の不安を取り去るどころか、お客様の不安を増大させる事になってしまいます。

発見業者もレーザー盗聴の実体を知らないのなら口にするべきではないと思いますし、知らないのならレーザーポインターで簡単に実験が出来るので試して見れば良いのです。
自分で実験すれば、反射したレーザー光線を受光する事がどれだけ難しいか理解できるはずです。

悪戯にお客様の不安を増大させる事だけは避けて欲しい物です。
そうした行為は、業界全体の不信感に繋がる結果になってしまいます。

そしてそうした情報が実しやかにネットで広まってしまい、都市伝説になってしまうのです。

盗聴について



ここでは、盗聴について色々ご説明し、数百件に上る実際の盗聴調査、千数百件に及ぶ相談内容を踏まえ、「盗聴」に関する問題点を色々記載していきたいと思います。

「盗聴」と言う問題は、実際に現場で調査をして行くうちに、「盗聴」と言う問題は、非常に奥が深く相談一つとっても、「一言一句に細心の注意が必要である」事を実感しております。

実際、一般認識の「盗聴」と実際の「盗聴」とでは。その認識に「ズレ」が生じています。
この「認識のズレ」が、「盗聴」と言う問題を複雑にしている、言葉を変えれば「この認識のズレが、盗聴問題の被害者を増やしていると思われます。
こう言った事を含め、色々考察していきたいと思います。
各項目は、「盗聴」の抱える問題を理解する上で、必要な順序になっています。飛ばし読みは誤解を生む元になりますので、ご注意ください。

 

1.盗聴の定義
各盗聴とはいったい何なのか?
この簡単な、一番の基本自体明確になっていません。

まず、「盗聴」と「傍受」は別物です、さらに「聞かれていた」=「盗聴」ではありません。

この事は、意外に各マスコミの方たちも混同されているみたいです。
この事は非常に重要で、マスコミの社会における影響力は絶大で、マスコミの認識=一般認識と言っても過言ではありません。

2001年4月18日、19日と連続して愛知県警本部取調室盗聴、名古屋西警察署盗聴がTVでスクープされました、この時数社の新聞社、TV局から電話が殺到し色々質問されましたが、そこで痛切に感じた事は「マスコミの人は盗聴と傍受の区別が付いていない」と言う事です。

事件の内容を簡単に説明しておきましょう。

某TV局が、夕方のニュースでスクープ放映したのが事の始まりだったのですが、内容は「愛知県警の取調室で取調べ中に、取調官が別室でモニターする為に盗聴器を使用し、それを盗聴器発見業者がキャッチ、知り合いの警官を通じて通告するも聞き入れられず、TV局に情報を持ち込み、スクープとして報道される」これが事件の大まかな流れですが、これを報道した時に「愛知県警が盗聴」と言った報道や、記事が飛び交いました。

しかし、これは盗聴ではなく「傍受」です。

我々の認識では「警察での取調べ中に、取調官がモニターにワイヤレスマイクを使用し、それを第三者が傍受した」だけの事で、盗聴でも何でもありません。

これを一般家庭に置き換えてみると、コードレス電話で会話をしているのを、誰かが受信して聞いていて、「あなた盗聴されていますよ」と、その家に行ったと同じ行為なのです。

法的には、電波は公共共有の物であり、私物ではないのです。
なので、飛んでいる電波を誰が聞くのも自由なのです。
聞かれたくないのなら、スクランブルを入れるなり、暗号化するなり、使う側が聞かれない対処をするべき問題なのです。

この愛知県警の盗聴事件なる物は、愛知県警が聞かれない為の措置を怠った事は問題かもしれませんが、事件でも何でもありません。

そうした原則を踏まえて考えればおかしな話です。
事件でも何絵もない事を愛知県警に「盗聴」と通告しても聞き入れられず、それをTV局に情報提供して、「盗聴事件」として大きく報道された訳です。

ここで、必要になってくるのが「盗聴の定義」です。
私は、盗聴の定義を「本人以外の者が、その人の同意を得ず勝手にマイク等の器具を用い、又は仕掛け、その人の会話を聞く、又は録音する行為」と定義しています。

ついでに、皆さんは「盗聴器」と言う言葉をよく使いますが、実際には「盗聴器」と言う物はありません」。

皆さんが「盗聴器」と呼んでいる物は、実際には「ワイヤレスマイク」なのです。
盗聴器と言う呼び名を厳密に言えば、「盗聴に利用できる機械」と言う事ですね。

 

2.盗聴器って?
前章で盗聴器と言う物は無いと言いましたが、この章では、便宜上「盗聴器」と言う言葉を使用していきます。
よく、盗聴の被害者などから「盗聴器や盗撮器が、何故堂々と売られているの?」と言う質問をよく受けます。

この問題は、業者やある程度この問題に詳しい人もちょっと誤解していると思います。

盗聴器という物は無く、「盗聴に利用できる物」と言う説明を前章でしましたが、実際ここが意見の分かれるところですね。

何故「盗聴に利用できる物」と言う定義が必要なのか?と言う問題を説明しておかなければなりませんね?

一般に盗聴器と呼ばれる物だけが盗聴器なのか? 盗聴に利用できる物全てが盗聴器なのか?と言えば答えは当然NO!

盗聴は何も盗聴器ばかりが盗聴ではありません、例えば「コップ」です。

壁にコップの上の部分を当て、底の部分に耳を当てれば、壁が薄い木造住宅や軽量鉄骨のコーポなどでは簡単に隣の部屋の声を聞くことが出来ます。

しかし盗聴に利用できるからと言って、コップは盗聴器ではありませんよね?

その他にも盗聴器の代わりに使用される物として「コップ」「糸電話」「空き缶」「携帯電話」「PHS」「ワイヤレスマイク」「縦樋」「パイプ」「テープレコーダー」「ボイスレコーダー」「トランシーバー」「コンクリートマイク」「集音マイク」「望遠マイク」「スピーカー」「ビデオカメラ」「ペットボトルまで音に関する物ならば結構何でも使えます。

盗聴に使用出来る物全てを盗聴器と仮定した場合、これら全てが当てはまります。
これを販売禁止にする事は出来ませんよね。

どんな機械でも同じなのですが「盗聴器とは機械ではなく、それを使う人」なのです。

これは、盗撮にも同じことが言えます。
盗撮に使用するCCDカメラは、元々防犯用やカメラの小型化の為に開発され物で、それを用途外使用しているに過ぎません。

結局、次々と便利な物が開発・販売されているのですが、どんな物にも「裏・表」があり、便利になればなるほど、それを悪用されれば危険度は増すのです。

しかし社会はより便利な物を求め開発・販売されて行きます。
どんな物でも使う人次第と言う事ですね。

 

3. 実際の盗聴事情
さてここで、実際の盗聴事情はどうなっているのか?と言う問題に入っていきます。

私の行った、盗聴盗撮の実態調査を元に記述していきます。

実際の盗聴や、盗撮はどうなっているのか?
これは色々な意味で、非常に危険な状態にあると言って過言ではありません。

それは、「盗聴行為」自体の問題ではなく、もっと大きく複雑で困難な問題です。

まず、盗聴行為自体からご説明していきます。

盗聴行為は街中には結構存在しています。
しかし、その盗聴されている人に限って「まさか自分が」と思っているみたいですね。

暇な時に街中を車で走ってスキャンし、何処にどう言った「盗聴と思われる」電波が出ているかを調べ、名古屋盗聴マップを作った事がありますが、結構一杯出ていました。

しかしそのマップ上の所から依頼が来る事は全くありません。
逆に、依頼して来る人の所に付いている確立は、極端に低いと言う現実があります。
これはどんな発見業者でも同じです。

さて、これはどうしてか?・・・・答えは簡単「盗聴する人にとって、盗聴行為がバレる事は自分の不利益になる為、一切しない」これは当然と言えば当然ですね。

実際の盗聴とは「情報を得る手段」であって、バレてしまえば情報は取れなくなってしまいます。
それでは元も子もありませんよね。

ここで、盗聴器が付けられていない人は何故付けられていると思い、依頼して来るのでしょうか?そしてこれこそが「盗聴問題」の一番の問題なのです。
この事は、本来ならば「愛知県警が盗聴された」と言う問題よりも遥かに深刻で、大きな社会問題化になっても良いくらいの問題なのに、ほとんどの人が気付いていません。

この問題の詳しい解説は「集団ストーカー(ガスライティング)等の監視妄想研究レポート」で解説しています。

この問題は、年々急増してきています。
盗聴器の発見は、数年前は盗聴器を調査・発見・撤去するのが仕事でしたが、近年では発見そのものよりも、心の安定を取り戻すのが、仕事になりつつあります。
つまり、実際の盗聴の問題と、盗聴されていると思える心の問題とは区別して対応する必要があるのです。

ここでは、実際の盗聴の事を書いていますので、精神的な盗聴の問題は「集団ストーカー(ガスライティング)等の監視妄想研究レポート」若しくは「盗聴被害者の心理的被害について」を参照してください。

とは言う物の、盗聴と言う問題は心理抜きには語れない部分が多く、先に基本的な事を書いておく必要があると思います。

さて、最も基本的な事ですが「盗聴されているかもしれない」と思っている人で、本物の盗聴器を持っている人はいるでしょうか?
持っていなくても、使った事が有る人は?

「盗聴されているかもしれない」と思っているほとんどの人が「実際の盗聴器」を知らないのです。
その時点からすでに「空想」であり、心理の世界なのです。

「聞かれているとしか思えない」と言う想いが根底にあり、そこから「盗聴」と言う発想に至っている事が大半を占めています。

ではその盗聴のイメージは何処から来るのでしょうか?

それは盗聴を取り扱った報道番組であったり、映画であったりする訳です。
その盗聴を取り扱った報道番組も、出演している業者が素人だったり、デマを言っていたりします。

まあ、不安を煽らなければ仕事に結びつきませんから、煽るような事を平気で言います。
これも分かっていて煽るのならまだしも、業者自信がデマを鵜呑みにして本気で言っていたりもします。
それが盗聴に関する定説になっていたりもする訳です。

その代表的な物が「電話に雑音が入ると盗聴の疑いがある」なのです。

これに関しては、「やってみなくちゃ分からない(盗聴・盗撮編)」や、私の技術系のブログ「盗聴お悩み相談所」で雑音が出るとされる原理と、雑音が出ない原理を書いています。
※「やってみなくちゃ分からない(盗聴・盗撮編)」では実際の実験映像も公開しています。

これ一つ知っているだけで、不安が一つ減りますし、業者を選ぶ際の目安にもなります。

もし調査を依頼しようと考えているのなら、業者に「電話に雑音が出るのですが、盗聴でしょうか」と聞けば良いのです。

そこで不安を煽るような事を言ったり、雑音が出る原理を話す業者であれば信ずるに値しませんし、植え付けられた不安を解消できなくなる事も多々ありますので、業者選びは慎重にした方がよろしいと思います。
但し、雑音が出ない原理は電波式の盗聴器に限っての事で、電池と言う電源を持つボイスレコーダーには当てはまりません。
映画も現実にはそぐわないシーンも多く、以前見た映画には受信場所を特定するシーンが有りましたが、現実には不可能なのです。

発信された電波が何処で受信されているか?を特定すると言う事は、誰が何処で太陽を見たのかを特定しようとするのと同じ事なのです。

映画は空想の世界ですよね。

そうした空想の世界のイメージで考えると言う事は、その時点で現実の盗聴ではなく「空想の盗聴」、つまり心理の世界なのです。

実際の盗聴器には、性能限界や技術限界がありますが、空想の盗聴器には性能限界も技術限界もありません。
つまり、空想上の盗聴器は幽霊や妖怪と同じ類の物なのです。

大切な事は、不安を取り去る事です。

こうした事を踏まえた上で、実際の盗聴器の話に移りましょう。

 

4. 盗聴器の種類

盗聴器 内容
無線式(電波式)盗聴器 基本的に盗聴器と言えばこの無線式盗聴器の事を言う。
無線式盗聴器には、AC電源式と電池式、室内盗聴と電話盗聴、ブラックボックスタイプと偽装タイプがある。
有線式盗聴器 有線式盗聴器は配線を辿れば相手にたどり着いてしまうため、ほとんど使われていない。
電話回線を親子電話のように配線するタイプもあるが、一旦電話を切ってもう一度受話器を上げれば通話中になっているのですぐに分かる。
ボイスレコーダー 小型のボイスレコーダーを録音状態にして設置する。
この方法の場合、回収しなければ聴くことが出来ない為、小型カメラ等を使用して監視していれば回収時に犯人が判明する。
コンクリートマイク コンクリートマイクは壁の振動を読み取る装置で、隣の部屋の会話を聞く事も可能ではある。
しかし、実際には隣の部屋の会話を聞く為には、他の振動が全く無い状態でなければ無理。
時折、コンクリートマイクで足音を聞いて自分の居場所を知られていると言う人もいるが、その人に実際にコンクリートマイクで足音を聞かせても、何処に誰がいるのか分かる人は誰もいない。
望遠マイク/集音マイク これもコンクリートマイク同様、他の音も全て増幅してしまう為、盗聴には向かない。
デジタル盗聴 デジタル盗聴に関しては専用コンテンツを参照
リモート(リモコン)式盗聴器 盗聴器の電源をリモコンでON/OFF出来るタイプの盗聴器。
聞きたい時にだけスイッチを入れる為、発見出来ない盗聴器とされている。
しかし、現実的には発見出来ない盗聴器と言うより使えない盗聴器。
レーザー盗聴器 この辺りから、有名無実の盗聴になって行く。
レーザー盗聴器自体は、確かに存在するが、その価格は800万円とかなり高額で、しかも窓に反射させて反射したレーザーを受信できなければ聞えない。
自分の所へ戻ってくる為には、対象の部屋の窓と水平直角でなければ自分の所へは戻ってこない。
どうしても心配ならば、反射させなければ良い。
つまり、窓の外側に「葦簀(よしず)」をかけるだけで防げる。
電磁波盗聴(テンペスト) 別名電磁波盗聴とも言う。
パソコンから出る電磁波を受信して、モニターに出ている画面を表示させる技術なのだが、現実的にはかなり「?」が多い。
電磁波を受信するには、そのパソコンの電磁波の周波数を事前に調べておく必要が有る。
パソコンの周波数を調べる為には侵入するしかないが、侵入したならスパイウエアを入れた方が早い。
テンペストは2000年にNSAが情報公開した技術である。
その為、当時は最新技術と思われていたのだが、実際にはインターネットもウイルスやスパイウエアも無かった1970年代の技術である。
エシュロン アメリカ主導の世界的な電話、ファックス、電子メールなどの傍受網。
日本では三沢飛行場近くの姉沼通信所に傍受施設が存在すると言われているが実態は不明。
しかし、エシュロンはテロや国際犯罪対策の物であって、24時間一般人の全ての会話を盗聴するものでは無い。
携帯電話の盗聴 携帯電話の盗聴は100%無理。
携帯電話は周波数(チャンネル)が決まっておらず、何時何処で誰がどの周波数で電話をするかは誰にも分からない。
更に、通話中にも周波数(チャンネル)は頻繁に変わっており、しかもデジタルで音声変換は出来ない。
時折、警察無線と混同したり、アナログ時代の携帯と混同している人もいるが、全くの別物である。
GPS GPSで居場所を知られると言う人が時々いるが、これも基本的に無理。
まず単なるGPSは屋根があればGPS信号を受信できないし、通信機能も無い。
携帯電話のGPSの場合、屋内にいる時には中継アンテナの場所が表示され、その人の居場所は表示されない。
カーナビには通信機能は付いていないので、居場所を送信する事は出来ない。
携帯のGPS機能を使い、移動中の位置情報を取得しても、航跡が表示されえる訳ではなく、どの方向に向っているのかも分からないし、位置情報を取得するには少し時間がかかり、その時にも移動しているので位置情報を取得した時にはすでにその場所にはいない

 

5. 市販の発見器は?
市販の盗聴発見器を使って、本気で調べたいのならレシーバーかバグチェイサーがお奨め。

1万円以下の盗聴発見器で盗聴器を見つけるのは、素人さんではまず無理。
逆に、家中に盗聴器が仕掛けられていると誤認して不安が増大してしまう事もしばしばあります。

盗聴発見器は、盗聴器の電波だけを調べるものではありません。

受信範囲の周波数であれば、なんでも反応してしまいます。
コードレス電話、無線LAN、インバーター照明器具、携帯電話には当然反応し、外から入ってくる携帯電話やPHS、業務用無線などにも反応し、区別が付きません。

そうした盗聴器以外の電波と区別できるのが、レシーバー系の機器です。

レシーバーは価格も比較的安く盗聴器の発見には一番お奨めなのですが、スイッチやキーが多く機械操作が苦手な人には使いこなす事が難しいと言う難点があります。

バグチェイサーは、価格は高いのですがスイッチは3つだけなので、操作が簡単で素人さんでも容易に盗聴器を見つける事が出来ます。

但し、器械としては問題は無いのですが、使う人に知識が無ければ、盗聴器が見つからなかった場合「自分の調べ方が悪いかも知れない」「この器械では見つけられない盗聴器なのかもしれない」、そんな不安がよぎり「盗聴器は無い」と言う答えが出せない人も結構多いのです。

そうした場合、盗聴発見器も買い、発見業者に調査も依頼する事になりますので、あまり経済的とは言えませんね。

市販の盗聴発見器を使い、自分で盗聴器を見つけようとする場合は、そこの所を熟慮された方が良いと思います。

 

6. 盗聴の防止策

盗聴器 防止方法
無線式室内盗聴器 自分で自分の部屋の映像を録画する。
知らない人からのプレゼントは受取らないプレゼント
電話盗聴 ISDN回線、光電話、IP電話にすれば盗聴は出来ません。
また携帯電話は盗聴できません。
コードレスを使う場合はデジタルコードレス電話にすれば傍受もされません。
コンクリートマイク 熱帯魚用のエアーポンプのゴムの足を壁に密着させて動かせる。
壁に振動を与えれば聞かれる事は無い。
レーザー盗聴器 窓の外に「葦簀(よしず)」をかけるだけで盗聴されない。
又は窓の反射角を少し変えればよい。
ボイスレコーダー 自分で自分の部屋の映像を録画する。
盗撮 自分で自分の部屋の映像を録画する。
デジタル盗聴 デジタル盗聴とは携帯電話の事、つまり携帯電話が使えなくなればデジタル盗聴も出来ないので、携帯電話妨害器を使えば良い。
テンペスト 基本的にテンペストは有名無実で対策は必要ないが、どうしても心配ならば、部屋を電磁波シールドすればよいが、コストが高い。
手っ取り早いのは、カーテンの裏側にアルミ箔を張ったカーテンをかける。

 

7. コードレス電話の危険性

今ではほとんどの家庭で使われているコードレスホン、でもこれは非常に危険なのです。

気軽に使っているコードレスホンですが、実は誰でも聞けちゃう「誰でもホン」なのです。

中にはコードレスホンマニアなんて言う人までいます。
コードレスホンは、その電波の性質上約100M前後まで電波が飛びます。

つまり自分の家から半径100Mまでならだれでも聞けてしまう訳で、指向性アンテナなどと組み合わせれば家まで特定することも可能です。

しかしたとえ聞かれたとしても、これは盗聴ではなく傍受なのです。
法的にはその会話の内容を他人に話したり、弱みを握って「強請」でもしなければ罰せられることはありません。

裏返して言えば誰でも聞いて良い電話なのです。
くれぐれもコードレス電話を使うときは注意しましょう。

どうしてもコードレス電話が使いたいときは。
どうしてもコードレス電話が使いたい人は、以下のことを試してみてください。

1、デジタルコードレス電話に変える。(回線自体もISDNに変更)
これは、デジタルコードレス電話は、デジタル通信の為基本的には盗聴できない。

2、買い換えたくない場合は。
コードレス電話の親機に付いているアンテナを伸ばさずに寝かしておく。
こうする事により電波の飛距離が短くなる野と同時に受信し難くなり、比較的聞かれにくくなります。

 

8. プロ・特殊?っていったい?(思い込み被害)

よく、精神的圧迫を受け、視野狭窄に陥っている人が言う言葉に、「プロ中のプロ」とか「特殊な方法で」などと言う言葉が聞かれます。

しかし、この言葉を使う人の大半は「自分で構築した理屈を肯定させる為の便利な言葉」なのです。

プロにしたって、出来る事と出来ない事があります。
例えば、在宅中に玄関や窓を開けずに侵入し、本人に対しなんの痕跡も残さず嫌がらせ行為をする。

これはちょっと「忍者」でも難しいですね。
しかし、こう言った事を、「プロ中のプロ」と言う言葉で「実行可能」と思い込んだり、何処かで「レーザー盗聴器」の存在を知り、「電波が無いならきっとこれだ!」と思い込み、レーザー盗聴と言う特殊な方法で盗聴をされていると考える。

しかし、レーザー盗聴器は価格が800万円、しかも買ったからと言って簡単に使える品物ではなく、まず素人には無理。

プロでも、こんな物使う人の気が知れない様な品物です。

レーザー盗聴器は発光機と受光機からなり、発光機から発せられたレーザー光線を窓ガラスに当て、その反射してきたレーザーに含まれる振動情報を音声に変換する方式で、長距離読み取りのCDのような物です。

これは、まずその反射してくるレーザーがどこに帰ってくるかを探し、そこに受光機をセットするのですが、反射角など1度角度が狂えば全く受信場所が変わり、上から照射すれば下に反射し、右から照射すれば左に反射します。

全く水平の所でない限りそのレーザーは自分の所はに帰ってきません。

日本の住宅は必ずしも道路に対して水平には立っていませんし(敷地の形状の問題など)、建て付けなども垂直には付いていますが、他の家の窓に対して水平についている訳ではありません。

同じ階でもマンション毎に高さが違いますし、障害物があれば使えません。

そんな高額で使えないものに、恐怖を覚えても無意味ですね。
こんなものを使って盗聴している人がいたとしたら、使っている人の方がよほど損害が出ていますね。

専門家に依頼したからと言って、こんな高額の機材を使用して盗聴すれば、当然相当高額の調査料がかかります、どちらにしても犯人の方が痛手をこうむる物は、除外しても問題ないと思います。

「プロに依頼されて盗聴器を仕掛けられた」と言う人もかなりいますが、仕掛けの相場をご存知ですか?
取り付け依頼には最低50万円~100万円と言われています。
これも非現実的ですよね。

厄介なのは、自称「専門家」が話す「特殊」な方法です。

確かに技術的には可能でも、実際にはさほど問題ではない事も、思い込み被害の人には「出来る」と言う事実だけで十分で、それがどんな専門的知識が必要かなどは関係ありません。

そこで「これだ!」と思い込んでしまうのです。
さて、盗聴器が見付からなかった時「特殊な電波が使われているから見付からない」と言う人がいます。

特殊な電波とはどんな電波でしょうか?
電波は、周波数、変調、出力から成り、それ以外の要素はありません。

その周波数も、周波数毎に性質や特徴があり、使われる周波数は、用途に合った周波数が使われます。
※電波周波数帯表参照

周波数が低ければ少ない情報量しか乗せられず、多くの情報量を乗せるには高い周波数を使わねばなりません。
しかし、周波数が高ければ直進性が強く回折が少なくなり、障害物に弱くなりますし、周波数が低ければ回折の性質が強く、障害物があっても回り込んで届きやすくなります。

盗聴器の場合、情報は音声だけですから、低めの周波数でも使えますが、低くしすぎると何を言っているのか聞き取れません。
ある程度の音質を確保しながら、確実に聞こうとすれば、自ずと周波数は決まってきます。

その周波数が、399Mhz近辺なのです。

では盗撮は?と言えば、映像信号は情報量が多いので高い周波数が必要になります。
その為、1200Mhzや2400Mhz近辺が使われるのです。

しかし、それだけ高い周波数を使っていれば、当然回折も少なく障害物で遮断されてしまいます。

それを身近な物で説明しましょう。

ラジオとTVを比べてみてください。
屋外アンテナを付けているラジオは有りませんが、屋外アンテナを付けていないテレビは映りませんよね。

FMラジオの周波数帯は76MHz~90MHz、AMラジオは 531kHz~1700kHz付近まで、それに対しTVは90MHz以上なのですが、その222MhzまでがVHF帯で、地デジ化された現在では使われていません。
その地デジの周波数帯は470~578MHzと、かなり高くなっています。
注)khzとMhzを混同しないように。

この「屋外アンテナ」の話しは、電波の誤解を理解する為に最適な話しなのです。

まあ、ほとんどの人が「電波は壁抜け」が出来ると思っていますが、実際には電波は壁抜けは出来ません。
壁抜けが出来るのなら、何故屋外アンテナが必要なのでしょう?

ラジオは周波数が低いので回折の性質により、窓から電波が回り込んで受信出来るのですが、テレビ等の映像電波は周波数が高く、ほとんど回折しないから「壁」と言う障害物の影響を受け難い屋外にアンテナを立てて受信しているのです。

では、同じ様に周波数の高い携帯が「室内で受信出来るのはおかしい」と言う疑問が生まれますよね。

携帯は、回折の性質を使っているのではなく「反射」の性質を使っているのです。

テレビ局からの送信アンテナは一つの街で1つの放送局で1本程度しか有りませんよね。
しかし、携帯電話のアンテナは至るところにあります。

アンテナが至る所にある事で、窓から電波が入り易いようになっており、窓から入った電波が壁等で反射して置くまで届くようになっているのです。

さて、周波数は、一秒間の波の数なので、特殊な数などありませんし、出力は電波の強さなので強弱に特殊などはありませんよね。

電波で「特殊」言えるとするなら、変調しかありません。
その変調も、周波数変調(FM)と振幅変調(AM)と位相変調(デジタル)の3種類しかありません。
周波数変調は長さに対する変調、振幅は変調は高さに対する変調、位相変調は分かりやすく言えば形の変調。
詳しくは私の技術系ブログ「電波と言う物を理解する(変調)」を参照

特殊と言えるとするならば、この位相変調しかありません。

しかし、理屈さえ分かっていれば全て理論的に解説できますし、特殊という言葉など必要ありませんよね。

特殊と言う言葉は、理解できない物を納得させる為の方便で「分からない」と言う事でもあるのです。

そして、どんな電波でも、電気と磁気の連続した振動なので、どんな電波であろうと電界を調べれば必ず見付かるのです。

逆に言えば、電界も無い所に電波は存在しないと言う事でもあるのです。
それは、特殊な電波だから見付からないのではなく、存在していないから反応しないのです。

盗聴行為に適用される法律



盗聴行為に適用される法律

日本には盗聴行為を取り締まる法律はありませんので、盗聴器が見付かった場合は関連した法律で対応しなければなりません。

しかし以下の法律に抵触していなければ法で罰する事ができません。

 

1. 電波法

第四条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、郵政大臣の免許を受けなければならない。ただし、次の号に掲げる無線局については、この限りではない。
一、発射する電波が著しく微弱な無線局で郵政省令で定めるもの

第五十九条(秘密の保護)
何人も法律に別段の定めがある場合を除くほか、特定の相手方に対して行われる無線通信を傍受してその存在若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない。

第百九条(第五十九条の罰則規定)
無線局の取り扱い中に係る無線通信の秘密を漏らし、又は窃用した者は、一年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。

第百十条
次の各号の一に該当する者は一年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。
一、第四条の規定の免許がないのに、無線局を開設し、又は運用した者
2. 電気通信事業法

第四条(秘密の保護)
電気通信事業者の取り扱い中に係る通信の秘密は侵してはならない。

第百四条(第四条の罰則規定)
一、電気通信事業者の取り扱い中に係る通信の秘密を侵したものは、一年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。
二、電気通信事業に従事する者が前項の行為をしたときは、二年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
三、前二項の未遂罪は、罰する。
●プライバシー侵害に適用される罰則

有線電気通信法十四条 『通信の秘密を犯す罪』
有線電気通信の秘密は侵したものは、一年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。
有線電気通信の業務に従事する者が秘密を侵した場合は二年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。

刑法百三十条 『住居侵入罪』
理由なく、他人の住居または人が看守する邸宅、建造物に侵入し、または要求を受けてもその場所から退去しない者は三年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。

軽犯罪法一条二十三項 『窃視罪』
正当な理由がなく、他人の住居、浴室、更衣室、便所、そのた人が通常衣服をつけないでいるような場所をひそかにのぞきみた者は拘留または科料に処する。

刑法百三十三条、郵便法七十七条・八十条 『信書開披罪』
理由なく封をした手紙を開けた者は一年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。

刑法百三十四条、『秘密漏洩罪』
医師、薬剤師、産婆、公証人、弁護士またはこれらの職にある者は理由なく職業上知った他人の秘密を漏らしたときは六ヶ月以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。

 

3. 住居侵入罪

第130条(住居侵入等)
正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、3年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する。

4. ストーカー行為規制法案

1 目的…略

2 定義
(1)「つきまとい等」とは、特定の者に対する恋愛、性的、怨恨の感情を充足する目的で、特定の者などに対し、次の各号のいずれかに掲げる行為をすることをいう。

1.つきまとい、待ち伏せし、住居、勤務先など通常所在する場所の付近において見張り、または住居などに押し掛けること。
2.その行動を監視しているような事項を告げ、またはその知り得る状態に置くこと。
3.面会、交際その他の義務がないことを行うことを要求すること。
4.著しく粗野または乱暴な言動をすること。
5.電話をかけて何も告げず、または拒まれたにもかかわらず、連続して、電話をかけ、ファクシミリ装置を用いて送信すること。以下略。
(2)「ストーカー行為」とは、同一の者に対して、つきまとい等を反復して行うことをいう。

3 つきまとい等の規制
(1)略
(2)警察署長などは、つきまとい等を行った者に対し、さらに反復してつきまとい等をしてはならない旨を警告することができる。
(3)警告に従わない場合、都道府県公安委員会は、警告を受けた者に対し、さらに反復して警告にかかわるつきまとい等をしてはならない旨等を命ずることができる。
(4)略
4 その他…略
5 罰則
ストーカー行為に罰則(6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金、親告罪)を設ける。また、3(3)の命令違反に関しても罰則
(1年以下の懲役または100万円以下の罰金=加重類型、50万円以下の罰金=命令違反)を設ける。