侵入誤解症候群

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侵入誤解症候群は私が勝手につけた名前です

鍵屋泣かせの侵入誤解症候群とは・・・・

またまた勝手に作った名称の侵入誤解症候群のコーナーを作りました。

さてさて侵入誤解症候群とはいったい何なのか?
これは「何度鍵を変えても入られる」と言う防犯上の相談が多いのでご説明してまいります。

これもパソコン誤解症候群と同じで「困った物です」

この「何度鍵を変えても侵入される」と言った方の多くは何もとられていません。
または「醤油が減っている」とか「米が減っている」とか「PCの場所が少しずれている」とか「物の配置が少し変わっていた」など物の変化によって侵入されたと判断している場合が圧倒的に多いのです。
さて、この問題ですが「本当に入られているのでしょうか?」

色々な所で色々な実験を試してみました。

実験その1
当社提携の鍵屋で「何度物置の鍵を変えても入られてしまう」(物置の物が室内に移動している)と言って鍵を不良品扱いして何度も無料で交換を迫ってくるお客がいました。
そのお客はその鍵屋のすぐ側と言う事もあり、またお金が無くて防犯機器の購入は無理と言う事でしたので、こんな事を試してみました。

何の変哲も無い鍵を「この鍵は世界に1つしかない特殊な鍵で、鍵をお渡しする事は出来ません、開錠する場合は当店にお越し下さい」として南京錠を渡し施錠してもらいました。
すると「さすがに世界で一つだけの鍵ですね、この鍵にしてから入られなくなりました」これは、簡単にピッキングが出来る鍵で数百円の物です。
どうして入られなくなったのでしょうか?

実験その2
マンションで「何度鍵を変えても入られる」(家に帰ると布団がベランダに干してあったり、洗濯物が部屋に入れてあったりする)と言う事で、高い防犯機器は買えないと言う事でしたので、鍵を入れて鍵をかけるBOXを設置し、その鍵にプレートをつけ鍵を出し入れした時間を記入し、そのプレートは保存しておくと言う方法をとりました。
すると、侵入されたと言ってきた日に自分の筆跡で出し入れの記録が残っています。
しかし本人は記憶が無く「筆跡を似せて誰かが書いた」と主張します。
まあ、当然の結果ですけどね。

実験その3
留守中に入られてPCを操作されていると言う人に「ゲートアイ」の常時録画で玄関の録画を勧め検証した所、被害があったと思われる日などには誰も写っていません。

実験その4
自宅に在宅中にも拘らず、侵入されている(自分で置いたリモコンの場所が頻繁に変わるので、プロ中のプロが侵入してきて嫌がらせをしてくる)忍者か?
部屋に常時録画のビデオを設置して自分を撮りましょう。
そこに写っていた物は「自分でボリュームなどの操作を行っている自分の姿」

さあ、ここまで来れば原因は分かりますよね。
「健忘症」です。
これは老人などに限った事ではありません、統合失調症の陰性症状でも起きるのです。
統合失調症の人に「記憶が無くなっていた事はありませんか」などと聞くと、結構記憶がない場合があります。
ひどい場合になると、「信号で停止して動き出そうとしたら次の信号にいた」と言う方もいらっしゃいます。
こういう事で自分で「記憶の欠落」を認識出来ればいいのですが、記憶の欠落が自分で認識できなければ「他人にされた」「やられている」と言う発想になるのは無理はないのかもしれませんが、その前に自分で自分を写して見ましょう。
自分で醤油を使って忘れた、自分で米をたいて忘れた、PCを掃除のときにずらして忘れた、などが結構写っています。
当然犯人がいれば写りますし、この事を自分で認識し不安を解消できるのなら、例え10万円出しても安いと思いますよ。
裏読みすれば、わざわざ侵入して醤油を数mlや米を数合持っていく嫌がらせって何でしょうね?

まず、人を疑う前に「本当に侵入なのか」を検証する事をお勧めしますけどね。

もう一つ「身内はしない症候群」とも言うべきケースもあります。
家族が在宅中に財布の中のお金が消えていた、などの事例で「うちの者にはそんな事をする物はおりません」と言い切る。
でも、常に誰かが在宅していて何の痕跡も残さず侵入して財布の場所を探しもせず見つけ出して、中のお金を抜いていくなんて第三者の私からすれば一番怪しいのは身内ですけどね。
しかも、息子の部屋には「特攻服が・・・」さらに親が「あんたじゃないよね」と聞くと「知るか!くそババー!ウゼーんだよ!」と来たもんだ、それでも「うちの子は良い子なんです、そんなことはしません」・・・・・でも他人から見ると少なくとも良い子とは思えませんけどね。
この判断は皆さんにお任せと言う事で・・・・